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マリオ映画、早くも今年最大のヒット作に!

全米ボックスオフィス考

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が破竹の勢い!
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が破竹の勢い! - (C) 2023 Nintendo and Universal Studios

 先週末(4月14日~4月16日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が興行収入9,234万7,190ドル(約120億円)で2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル130円計算)

【動画】カラフルで楽しい!『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』予告編

 口コミの良さが後押しとなり、前週比はわずか36.9%ダウンという驚異的なキープ率を記録。2週目にして累計興収は3億5,317万890ドル(約459億円)となり、早くも2月公開の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を抜いて今年最大のヒット作となった。世界興収は6億9,296万8,890ドル(約901億円)で、こちらも『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を抜いて今年最大のヒットとなっている。海外(北米以外)では中でもメキシコで記録的なヒットとなっており、世界興収10億ドル(約1,300億円)突破も時間の問題だろう。

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 2019年公開の『名探偵ピカチュウ』(世界興収4億4,976万2,638ドル・約585億円)を抜き、ゲームを基にした映画として歴代最高のヒットにもなっている。

 同作は、ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の世界を、『怪盗グルー』『SING/シング』シリーズなどのイルミネーションと任天堂が組んで映画化したアニメーション。ボイスキャストをクリス・プラット(マリオ)、アニャ・テイラー=ジョイ(ピーチ姫)、ジャック・ブラック(クッパ)ら人気俳優陣が務めている。

 新作が5本入った今回のランキング。新海誠のアニメーション映画『すずめの戸締まり』は2,170館で公開されて興収500万1,705ドル(約7億円)を上げ、7位デビューだった。(編集部・市川遥)

4月14日~4月16日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
2(初)『ザ・ポープス・エクソシスト(原題) / The Pope's Exorcist』
3(2)『ジョン・ウィック:コンセクエンス
4(初)『レンフィールド(原題) / Renfield』
5(3)『AIR/エア
6(4)『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
7(初)『すずめの戸締まり』
8(初)『マフィア・マンマ(原題) / Mafia Mamma』
9(5)『スクリーム6 (原題) / Scream VI』
10(初)『ネフェリアス(原題) / Nefarious』

任天堂「スーパーマリオ」映画化!『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』最終予告編 » 動画の詳細
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