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横浜流星主演25年大河ドラマ「べらぼう」タイトルの意図は?

主演の横浜流星と脚本の森下佳子
主演の横浜流星と脚本の森下佳子 - (C)NHK

 横浜流星主演の2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~(つたじゅうえいがのゆめばなし)」のタイトルに込めた意図について、制作統括の藤並英樹チーフ・プロデューサーがコメントを寄せた。

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 本作は、江戸時代中期を舞台に、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、東洲斎写楽を世に送り出した“江戸のメディア王”蔦屋重三郎(1750~1797)の物語。主人公の重三郎を『線は、僕を描く』『ヴィレッジ』など映画主演が相次ぐ横浜流星が演じ、脚本を、連続テレビ小説「ごちそうさん」や大河ドラマ「おんな城主 直虎」、ドラマ「大奥」などの森下佳子が務める。2024年夏クランクイン予定。

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 制作統括の藤並は「タイトルの“べらぼう”とは、そもそも『たわけ者ら』『バカ者ら』という意味でした。それが時を経て、『甚だしい」『桁外れなら』という『普通を超えるら』様を表す言葉に変化。江戸の言葉の『べらんめえ』の語源ともいわれています。その周囲には常識外れにしか見えない発想・行動から、蔦屋重三郎はきっと『べらぼう奴(め)!ら』と罵られていたことでしょう。しかしその扱いは時代の寵児へと変わっていきます。そんな重三郎に親しみと尊敬を込めた言葉として『べらぼう』と名付けました」とコメント。

 「蔦屋重三郎が生きた 1700年代の江戸時代は、町民文化が花開いた時代です。かつて映画やドラマなど様々な映像作品や物語で描かれてきた“時代劇”の時代。『べらぼう奴(め)!』といわれながらも八百八町の江戸を舞台に躍動する蔦屋重三郎を主人公に、市井の人々の生きざまや喜怒哀楽を描く娯楽時代劇を、放送100年の節目にお届けしたいと思います」と作品に込めた思いを語っている。(編集部・石井百合子)

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