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永山瑛太、脚本家・坂元裕二と「一生付き合っていきたい」

永山瑛太
永山瑛太

 俳優の永山瑛太が8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された映画『怪物』(6月2日公開)完成披露試写会に出席。本作の脚本を務める坂元裕二について「俳優を続ける限り、一生付き合っていきたい方」とリスペクトを述べていた。イベントには安藤サクラ黒川想矢柊木陽太高畑充希中村獅童、脚本・坂元裕二、是枝裕和監督も参加した。

【動画】イベントの様子

 本作は、映画『万引き家族』などの是枝監督が、大きな湖のある郊外の町を舞台に、子供たちの些細なケンカが、次第に社会やメディアを巻き込み大事になっていくさまを描く物語。脚本を映画『花束みたいな恋をした』や、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」などの坂元裕二、音楽を映画『ラストエンペラー』などを手掛けた故・坂本龍一が務める。本作は、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への出品が決まっている。

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 物語の軸となる2人の小学生(黒川&柊木)の担任・保利を演じた永山は、是枝組初参戦。「俳優を始めた20代前半のとき『この人が映画界を変えていくんだろうな』と思い、全作品を観させていただいていた」と是枝監督に強い憧れがあったことを明かす。また、脚本を務めた坂元とは過去「それでも、生きてゆく」(2011)、「最高の離婚」(2013)、「anone」(2018)などのドラマに出演しているが「20代前半から坂元さんとはお付き合いさせていただき、数々の素晴らしい脚本を書いていただきました。僕が俳優を続ける限り、一生付き合っていきたい方」と語る。

 尊敬する二人がタッグを組んだ本作へのオファーに、永山は「この二人の座組に自分が入れることが嬉しい。内容とか出番とか、演技とかそんなことじゃない。このチームに入れたことだけで幸せです」と熱い思いを吐露していた。

 これまで監督した作品は、脚本も兼任することが多かった是枝監督。そんななか、本作では脚本を坂元が担当することになった。坂元は自身が本作の企画を立案したことを明かすと「是枝監督は、基本ご自分で脚本を書かれている方で、映画監督としての評価はもちろんですが、脚本家としても尊敬する方。ご自分で書ける方なので、正直受けてくださったことが驚きでした」と語る。

 そんな坂元の言葉に、是枝監督は「何度か坂元さんと対談するなか、自分がもし脚本を書かないなら、ぜひ坂元さんにお願いしたいと思っていたんです」と語ると「企画・プロデュースの川村元気さんから坂元さんと一緒にやっているというお話を聞いたとき、ぜひやりたいと思った」と是枝監督も念願のタッグだったことを明かしていた。(磯部正和)

【トークノーカット】安藤サクラ、永山瑛太、高畑充希、是枝裕和監督ら登壇!『怪物』舞台あいさつ付き完成披露試写会 » 動画の詳細
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