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韓国でも人気!小松菜奈&坂口健太郎『余命10年』記者会見「韓国に来られて嬉しい」

小松菜奈&坂口健太郎
小松菜奈&坂口健太郎

 映画『余命10年』が5月24日に韓国で公開され、主演の小松菜奈坂口健太郎が映画のキャンペーンのため6月4日に来韓し、6月5日午前にソウル市内の映画館にてメディア向け記者会見を行った。

【画像】韓国でも人気!小松菜奈&坂口健太郎、会見の様子

 本作は、難病を抱え、2017年に逝去した小坂流加さんによる同名小説を映画化したもの。数万人に一人という不治の病を患う、20歳の高林茉莉(小松)は、絶対に恋をしないと固く心に誓うが、同窓会で真部和人(坂口)と出会い、惹かれていく。日本では2022年3月に公開され、興行収入30億円を突破するヒットとなった。

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 6月4日に計12回の舞台挨拶を行った二人。いずれの上映会場でも大盛り上がりで、熱い反応にエネルギーをもらったと二人は感激。坂口は「韓国の皆さんが楽しんでくれたことが伝わってきて、演じる自分たち幸せだと思います。単なるラブストーリーではなくいろんなことを考えさせられ、心に残る作品。皆さんの大切な一本になれば嬉しいです」と語った。

 坂口、小松ともに韓国での人気も高く、6月4日午前の入国時には、二人の姿をひと目見ようと多くのファンが金浦国際空港へ詰めかけた。自身の人気ぶりについて坂口は「昔は日本映画を観る機会がありませんでしたが、今は映画館での上映だけでなくさまざまツールで接することができ、日本映画が多くの人に知ってもらえるようになったからではないか」と分析する。

 また、小松は韓国映画について「日本でもいろんなツールを通じて韓国映画を見ることができます。私は『新感染 ファイナル・エクスプレス』を観てエンターテイメント性を感じました。韓国映画を見ていると、ストーリーの面白さはもちろんですが、特殊メイクやアングル、照明など技術的な面の独特さに目が行きます。日本ももっとオリジナル性を前面に出し、高めあっていきたい」と日韓の映像世界の可能性についても言及した。

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 映画の見どころについて坂口は「日本での公開から随分経っているのに、こうして菜奈ちゃんと一緒に韓国に来られて嬉しいです。映画の中で和人は死ぬことを考えていますが、茉莉は余命を精一杯生きることを考えている物語です。こんなことを感じてほしいというよりも二人の生きる瞬間を見てほしいと思います。茉莉と和人、茉莉と家族や友人など、登場人物の関係性に思いを馳せてほしい」と語ると、小松は「この作品を終えて、ずっと心に穴が開いた感じがしていました。撮影に1年をかけて丁寧につくり、流加さんの家族とお会いして話をうかがい演じる上でプレッシャーも感じていましたが、『小坂流加さんに捧げる』というロゴを見て、自分が茉莉を演じたのは流加さんに届けたかったのだと思いました。韓国だけでなく世界でも多くの反響があって、多くの人に流加さんの思いが届いてほしいですし、生きることを考えてほしい」と結んだ。

 本作は、5月24日に韓国でロードショー公開され、6月4日時点の韓国ボックスオフィスは7位。累計観客動員数8万8,315人を記録している。(取材・撮影・文:土田真樹)

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