北村匠海、熱い仲間と立つステージ「きっと忘れない」東リベ2後編に手応え

　北村匠海が12日、東京・TOKYO DOME CITY HALL で行われた映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編　－決戦－』のクライマックスプレミアイベントに登壇し、本作に主演で携われた感無量の思いを口にした。この日は、山田裕貴、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、永山絢斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督も来場した。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編　－運命－＆－決戦－』予告編

　本作は、和久井健の人気コミックが原作のSFアクション『東京リベンジャーズ』（2021）の続編にして、エピソード「血のハロウィン編」を2部作で描く後編。凶悪化した東京卍會によって目の前で殺されたヒナタ（今田）を救い出すため、タケミチ（北村）が過去に戻り、未来を守るための戦いに挑む。

　同会場で行われた1作目のプレミアイベントはコロナ禍により無観客だった。満席の会場に「やっと会えましたね、みなさん」と呼びかけた北村は、黄色い歓声を浴びながら「『リベンジャーズ1』のときは、誰もいないこの会場で、僕たちは堂々とずらっと並んで一礼をしたのが思い出深いです。本当に（今日は）感慨深い気持ちでいっぱいです」としみじみと胸中を明かす。

　また、本作に「とんでもない手ごたえを感じております」と自信を見せた北村は、「役者は人ぞれぞれ、いろんな道があり、いろんな作品と出会い、別れを繰り返していく職業です。その中で、たまたま出会った、こんな素敵な僕の誇れる仲間たちと、こんなに熱い映画を、このタイミングで、こんな世の中で作れたことを誇りに思っています」と力強く語った。

　続けて、「毎日いろんなことが巻き起こる、こんな世の中だからこそ、エンターテインメントという職業の我々がお届けするものが、絶対に必要になると思います。もっと笑って、泣いて、いろんな感情になってほしいです」と思いを込め、「僕の役者人生の中で、こんなにたくさんの人たちに観てもらえて、たくさんの仲間たちに支えられながら真ん中に立てている、こんなに素敵なことはない。今日のこの景色を、このステージをきっと忘れないと思います」と充実の表情で語った。（錦怜那）

映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編　－決戦－』は6月30日より全国公開