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全員不幸!?「あなして」みちが出した答えにざわつく

10話より誠(岩田剛典)とみち(奈緒)
10話より誠(岩田剛典)とみち(奈緒) - (C)フジテレビ

 いよいよ佳境に入った奈緒主演のフジテレビ・木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜22時~)。レス状態にあった吉野夫婦(奈緒&永山瑛太)と、新名夫婦(岩田剛典田中みな実)の行く末に「離婚か復縁か」と注目が集まるなか、15日放送の第10話では奈緒演じる主人公・みちが出した答えが波紋を呼んでいる(※ネタバレあり。10話の詳細に触れています)。

【画像】全員涙の10話

~以下、ネタバレを含みます~

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 30代~40代の女性を中心に反響を呼んだハルノ晴の累計部数830万部(電子+紙)の同名コミックを原作に、吉野みち(奈緒)&陽一(永山瑛太)と、新名楓(田中みな実)&誠(岩田剛典)、2組の30代“レス”夫婦のすれ違いを描く本作。前話ではみちと誠がそれぞれ離婚を切り出し、陽一は断固拒否、楓はあっさり受け入れるという対照的な反応。そんななか、誠の母(大塚寧々)が急死し、みちが葬式に参列したことから陽一は不審に思い、遂にみちと誠の関係を知ることとなった。

 これまで誠に浮気された怒りの矛先をみちに向けヒリヒリしていた楓だったが、「誠は悪くない。誰も悪くない」と誠の意志を潔く受け止める姿に「かっこいい」と称賛の声が続々。一方、陽一はもがき苦しみながらも最後は子供を望んでいたみちの気持ちに応えられないことに行き当たったのか、みちの決意を受け入れ「俺と結婚しなきゃよかったな。無駄な時間を過ごさせてゴメン……」と詫びた。これまで「自己チュー」だと非難されることが多かった陽一だが、相手の気持ちを尊重する成長ぶりに「今のはかっこいい!」「切な…」「つら…」「泣ける」と同情が集まり、瑛太の涙ながらの演技が視聴者を揺さぶっていた。

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 そして、とりわけ関心を寄せられていたのが、互いに“決着”をつけたみちと誠のこれから。誠はみちの答えがどうであろうと、これまで後回しにしてきた自分の気持ちを告げることに迷いがなく、「俺はみちさんのことが好きです。ずっと一緒にいてください」とストレートな告白。誠に対して「離婚したばかりで?」という苦言もあったが、「誰にも頼らず一人で生きていきたい」と誠に別れを告げたみちには「えー、ダメなの?」「マジか…」「なんで振るかな」「子供ほしかったんじゃないの?」などの困惑や、「なぜかホッとする」「結ばれたらつまんない」といった納得の声など実にさまざま。

 泣き崩れる誠もさることながら、仕事に生きる決心をした楓に思わぬ試練が降りかかり、今のところ誰も幸せに見えない展開にネット上では「楓が不憫」「なにこの辛い展開」とやり場のない声が続々上がっている。

 ちなみに、今回も岩田と同グループの 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEOMI (「O」はストローク付きオー)がリアタイをしており「はぁ、、、」とため息の顔マークをつけた感想を寄せていた。

 次週・22日放送の11話が最終回となる。(編集部・石井百合子)

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