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鈴木亮平『エゴイスト』でライジングスター・アジア賞を受賞!

鈴木亮平
鈴木亮平

 映画『エゴイスト』で主演を務めた鈴木亮平が、第22回ニューヨーク・アジアン映画祭2023で、ライジングスター・アジア賞を受賞することが決定した。

【画像】あふれ出す感情…鈴木亮平×宮沢氷魚『エゴイスト』

 本作は、エッセイスト高山真さんの同名小説が原作。自分を隠しながら思春期を過ごした過去がある浩輔(鈴木)は、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)に惹かれ、愛を注ぐ一方で言いようのない葛藤を抱える。2月10日の劇場公開以降、ロングラン上映を続け、動員数は20万人を突破、興行収入約3億円を記録している。

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 ニューヨーク・アジアン映画祭は7月14日から30日まで米ニューヨーク、リンカーン・センターで開催される。『エゴイスト』は世界的に注目度の高いアジア映画を紹介するStandouts部門に出品。現地時間7月15日にリンカーン・センターでの上映の際に授賞式が行われ、舞台あいさつには鈴木と松永大司監督も出席予定だ。

 鈴木は、「愛する街ニューヨークで、このような重要な賞をいただき非常に光栄です。また、映画『エゴイスト』が国境や文化の違いを越えて評価されていることをとても嬉しく思います。『エゴイスト』は“恋人との愛”“親子愛”“救い”などのテーマと共に、セクシュアリティやアイデンティティについて大きな気付きを与えてくれた、私にとっても特別な作品です。この作品がさらに世界中に広がり、たくさんの方々の心に届いてくれることを願っています。改めて、原作者の高山真さん、共演の宮沢氷魚くん、阿川佐和子さん、松永大司監督をはじめ、協力してくださった全ての方に感謝いたします。『ライジング・スター』という名に恥じぬよう、今後とも俳優として、人間として研鑽を積んでいきたいと思います」とコメントを寄せている。

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(C) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会

 ライジングスター・アジア賞は、世界的にもっとも活躍が期待される俳優に贈られる賞になり、過去の日本人では池松壮亮小松菜奈綾野剛らが受賞。なお、2013年には鈴木出演の『HK/変態仮面』が同映画祭の観客賞を受賞した。

 本作は、北米に加えてアジアでは香港、韓国、台湾での公開が決定。また、「第16回アジア・フィルム・アワード」で宮沢が助演男優賞を受賞したほか、「ウディネ・ファー・イースト映画祭」(イタリア)、「第23回ニッポン・コネクション」(ドイツ・フランクフルト)、「フレームライン映画祭」(米サンフランシスコ)、「プロビンスタウン映画祭」(米)、「富川ファンタスティック映画祭」(韓国)などに出品される。

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