『バービー』マーゴット・ロビー来日中止 ワーナーが正式発表
全米映画俳優組合（SAG-AFTRA）がストライキに入ったことを受け、映画『バービー』（8月11日全国公開）主演のマーゴット・ロビーと共演のアメリカ・フェレーラの来日が中止となった。25日、ワーナー・ブラザースが発表した。
同作を手がけたグレタ・ガーウィグ監督とプロデューサーのデイビッド・ヘイマンは予定通り来日し、8月2日に開催されるジャパンプレミアに高畑充希（日本語吹き替え版声優）と参加する。2日実施の舞台挨拶は予定通り行い、ピンクカーペットイベントは中止となる。
16万人の組合員を擁するSAG-AFTRAは、人工知能（AI）を通じた画像の不正使用に対する保護策、視聴者数に基づいたストリーミング報酬などを求め、今月14日よりストに突入した。組合の俳優たちは現在、映画・ドラマの宣伝活動が禁止されており、映画『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』（公開中）のプロモーションを予定していたトム・クルーズの来日もなくなっている。（編集部・倉本拓弥）
