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今夜『カールじいさんの空飛ぶ家』吹き替え声優&あらすじは?

『カールじいさんの空飛ぶ家』より
『カールじいさんの空飛ぶ家』より - (C) 2009 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー&ピクサー製作のアニメーション映画『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)が、本日よる9時より「金曜ロードショー」で本編ノーカット放送される。放送を前に、あらすじと見どころ、そして日本語吹き替え声優を紹介する。

【画像】続編でも大活躍のダグ!

 本作は、妻に先立たれ、ひとり暮らしをしているカールじいさんが、妻との約束を果たすため、家に大量の風船をつけて冒険の旅に出る物語。『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務め、米アカデミー賞では長編アニメーション賞、オリジナル作曲賞に輝いた。本日4日公開となったディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』と同時上映される短編映画『カールじいさんのデート』では、カールじいさんの“集大成”となる、本作のその後の物語が描かれている。

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 78歳のカールじいさんは、最愛の妻と幼なじみのころから、冒険家チャールズ・マンツに憧れ、南米の”パラダイスの滝”に行こうと約束していたが、夢かなわずして先立たれてしまった。ある日、その約束を果たそうと決心したカールじいさんは、住み慣れた思い出の詰まった家に、数千の風船を結びつけ、偶然乗り合わせた少年ラッセルとともに空飛ぶ大冒険の旅へと出発する。カールじいさんと少年ラッセルによる笑いを誘う掛け合いや、夢あふれるハラハラドキドキの冒険物語はもちろん、冒頭に描かれる、子供時代から最愛の妻エリーとの出会い、結婚生活、そして彼女が息を引き取るまでというカールじいさんの半生が実に魅力的。会話もなく淡々と進む、愛が詰まった映像は、胸が熱くなり、深い印象を残す。

 日本語吹き替え版では、主役のカールじいさんを飯塚昭三、少年ラッセルを立川大樹、南米で出会う不思議な犬ダグを松本保典が務めるほか、妻エリーを松元環季 、少年時代のカールを吉永拓斗、2人が憧れる冒険家マンツを大木民夫が演じる。さらに、マンツの犬軍団のリーダー・アルファを大塚芳忠、ベータを檀臣幸、ガンマを高木渉、カールじいさんの家の周りで開発計画に携わる建設現場監督のトムを楠見尚己がそれぞれ担当している。(高橋理久)

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