『トイ・ストーリー6』以降の可能性とは?「『トイ・ストーリー』の世界には無限の物語が眠っている」

映画『トイ・ストーリー5』より
映画『トイ・ストーリー5』より

 映画『トイ・ストーリー5』の監督アンドリュー・スタントンと共同監督のマッケンナ・ハリス、そしてプロデューサーのリンジー・コリンズがインタビューに応じ、今後のシリーズが秘める可能性について語った。

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 スタントンは『ファインディング・ニモ』(2003)、『ウォーリー』(2008)、『ファインディング・ドリー』(2016)の監督で、『トイ・ストーリー』シリーズに関しては全作の脚本執筆に参加してきたピクサーのベテラン。以前、『トイ・ストーリー』シリーズには「時間の経過も変化も受け入れられるという唯一無二の能力」があり、だからこそ「新たな可能性を切り開ける」と第1作から約30年がたっても新作を作ることが出来るのだと口にしていた。

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 今回、そんな『トイ・ストーリー』シリーズを実際に監督したことで、その思いは強まったのだろうか? スタントンは「まさに再認識させられたよ。同じ“子供時代”を舞台にしても、語るべき異なる物語が本当にたくさんあると強く感じている」と力強くうなずく。「君の子供時代は僕のとは少し違うし、僕のも他の誰かのとは少し違うけれど、共通する部分もたくさんある。ただ視点を変えて、1歳年上の子にしたり、別の子供の部屋にしたりするだけで、『トイ・ストーリー』の世界には無限の物語が眠っているんだ。子供たちを正しく追っていきさえすればね」(スタントン)

 プロデューサーのコリンズも同意する。「今回、テクノロジーを“脅威”として扱っていること自体が、(『トイ・ストーリー』の中で)時間が前に進んでいることの完璧な証拠だと思う。異なるものがこの世界へとやって来て、キャラクターたちの日常に入り込み、彼らの存在意義や信念、目的に対するこれまでとはまったく異なるバージョンの“脅威”をもたらしている。でもそれって、バズがベッドの上に降り立って、ウッディの前に現れた『トイ・ストーリー1』の時と本質的にはすごく似ているの。あの当時、バズは“未来”を象徴していたから。だから、すごく面白い対比になっていると思う。時代は違えど、似たような感情がそこにはある。時は過ぎ、世界は進化しているけれど、嫉妬や不安といった感情は昔も今もまったく同じだから」(コリンズ)

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 共同監督のハリスは「新米の映画監督として、『トイ・ストーリー』が語ることのできる物語の幅が広がっていくのを見るのは本当にエキサイティングでした。だからこそ、『トイ・ストーリー』が“一人の女の子”に焦点を合わせることができ、そこに無限の可能性が詰まっているということを示せたのは、わたしにとって本当に刺激的なことでした」と声を弾ませる。

 さらにハリスは「このシリーズと共にこれからも成長し続けられることを、とても楽しみにしています。子供の頃、わたしは『トイ・ストーリー』シリーズを観るのが大好きで、そのことが監督・脚本家としてこの作品に取り組む姿勢に大きな影響を与えました。この映画を観る子供たちにも同じことが起きて、『次はどんな『トイ・ストーリー』になるんだろう?』とずっとワクワクし続けてくれたらうれしいです」と期待を込めていた。(編集部・市川遥)

映画『トイ・ストーリー5』は公開中

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