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『ミッション:インポッシブル』デジタルで若返ったジュリア・ロバーツ登場の可能性があった

オファーがあったら受けていたか? トム・クルーズとジュリア・ロバーツ
オファーがあったら受けていたか? トム・クルーズとジュリア・ロバーツ - Max Mumby / Indigo / Getty Images / Axelle / Bauer-Griffin / FilmMagic / Getty Images

 映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(全国公開中)のクリストファー・マッカリー監督が、映画の冒頭シーンで、デジタルで若返らせたジュリア・ロバーツを登場させるアイデアがあったとEmpireのポッドキャスト「Spoiler Special」で明かした。(以下、一部映画の内容に触れています)

【画像】そもそも61歳に見えないトム・クルーズ

 先日、映画の冒頭について「もともと、『デッドレコニング PART ONE』の冒頭シーンは全て1989年を舞台にする予定でした。それをコールドオープン(物語の導入部分)として話し合っていて、フラッシュバックのカットを考えた時に、デジタルでの若返りに注目しました」とGamesRadarに語り、デジタル技術で若返ったトム・クルーズが登場するシーンが計画されていたことを明かしたマッカリー監督。

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 さらにEmpireに語ったところでは、トム演じるイーサン・ハントの回想シーンで登場する女性に、ジュリアが検討されていたのだという。

 1989年を描くにあたり、「誰が相手役の女優なのか? 1989年ごろにブレイクしたスターは誰か?」と考えたというマッカリー監督。「ちょうどその頃に(ジュリアが出演した)『ミスティック・ピザ』が公開されていた」と明かし「何てことだ、ジュリア・ロバーツだ。『プリティ・ウーマン』に出る前のジュリア・ロバーツだ」と考えたという。

 映画を見れば明らかだが、それは実現しなかった。まず、「映画の冒頭シーンの小さな役をやってもらえるように、ジュリア・ロバーツを説得しなくてはいけなかったから」ということ。さらにそのシークエンスに登場する俳優全員を若返らせる必要があり、最終的にその費用が相当なものになってしまうことが理由だったという。(西村重人)

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