高橋文哉＆志尊淳、TBS金曜ドラマW主演！料理×数学グルメ漫画「フェルマーの料理」実写化
高橋文哉と志尊淳が、10月期のTBS系・金曜ドラマ枠（毎週金曜よる10時）「フェルマーの料理」で主演を務めることが明らかになった。夢破れた天才数学少年が、謎に包まれた天才シェフと共に数学的思考で料理に向き合う、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー。ドラマ化の決定に伴い、原作者・小林有吾によるスペシャルイラストも公開された。
原作は「月刊少年マガジン」（講談社）で連載中のグルメ漫画。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳（きただ・がく）と、謎のカリスマシェフ・朝倉海（あさくら・かい）が出会い、海が経営する東京の一流レストラン「K」で、世界中から集まったすご腕シェフたちと切磋琢磨しながら、“料理の真理の扉”を開くべく、前人未到の世界に挑む。
岳を演じる高橋は、GP帯ドラマ初主演。高校時代に調理師免許を取得しているが、本格的な料理姿を見せるのは本作が初めてということで「料理とお芝居を結びつけたいとずっと思っていたので、お話をいただいたときは本当にうれしく、今からやる気に満ちあふれています」と気合十分。「元々料理はしているのですが、このお話をいただいてからは週6くらいで包丁を握っています。何かを作らなくても包丁を握るということを心がけています」と語っており、その腕前にも注目だ。
若き料理界のカリスマ、海を演じる志尊は、4年ぶりのTBSドラマ出演にして初主演。本格的な料理は初挑戦となり「僕は料理とほど遠い世界で生きてきたので、カリスマシェフまでの道のりは長いなと思いつつ、でもそこに挑戦するまでの過程が役に結びつくと考えていますので、必死に頑張りたいと思います」とコメント。料理の頻度は「年0」だったというが、「これからは包丁を握ろうと思っていて。ここ直近でいうと週3。その3回は全部ナポリタンを作っていますね！ まずは料理を楽しむ、それが根底にないと作れないと思うので、今すごく楽しいです」と語っている。
初共演となる2人のコンビネーションも見どころとなり、高橋は「原作から感じた岳と海の2人の関係性の良さや魅力が、そのまま台本に入っていたので、そこをしっかり岳として志尊さん演じる海に向き合って、良いエネルギーを出せたらいいなと思っています」と意気込む。
脚本は「Dr.チョコレート」「ブラッディ・マンデイ」などの渡辺雄介、「明日、私は誰かのカノジョ」「彼女はキレイだった」などの三浦希紗が担当。演出は石井康晴、平野俊一、大内舞子が務める。プロデューサーの中西真央は「この物語の主人公は、数学の道では挫折したものの、数学を究めたからこそ、気がつかないうちに究極のレシピを授かっていました。かつて全力で打ち込んだことがきっかけとなり、新しい世界に飛び込んでいく中で周囲にも希望を与えていく、そんな主人公のストーリーで日本中に元気を与えられたらと思っています」と呼びかけている。（編集部・入倉功一）
