悪魔憑きが2人…ホラー映画の金字塔最新作『エクソシスト 信じる者』日本公開決定
映画史に残る傑作として名高いホラー映画『エクソシスト』（1973）の公開から50年、新たな悪魔憑きの恐怖を描く新作が『エクソシスト 信じる者』の邦題で12月1日に日本公開されることが決定し、ティザービジュアルが公開された。
先日、死去が報じられたウィリアム・フリードキン監督の手掛けた『エクソシスト』は、12才の少女リーガンに取り付いた悪魔と2人の神父の戦いを描いた作品。第46回米アカデミー賞において、作品賞を含む10部門にノミネートされ、2部門（脚色賞／音響賞）で受賞。1974年に公開された日本でも大ブームとなり、年間映画配給収入1位を記録。今もなお、傑作ホラーとして映画史にその名を轟かせている。
本作が描くのは、悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖。戦慄のメインテーマが鳴り響く予告編には、教会でほほ笑む2人の少女が映し出されるが、彼女たちこそ今回の被害者。聖書のページを破ってむさぼり食ったり、教会で不敵な笑みを浮かべながら暴れたりと、別人のように変貌してしまった少女たちのもたらす、新たな恐怖への期待が高まる映像に仕上がっている。
監督は『ハロウィン』1作目の続編シリーズを成功に導いたデヴィッド・ゴードン・グリーン、製作はブラムハウス・プロダクションズを率いるジェイソン・ブラムが務める。キャストには、レスリー・オドム・Jr、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズに加え、『エクソシスト』のオリジナルキャストでもあるエレン・バースティンが参加、再びクリス・マクニールを演じている。（編集部・入倉功一）
