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「VIVANT」林遣都&高梨臨、刑事役と容疑者役で再共演 撮影に充実感「アドレナリンが出た」

夫婦役から刑事&容疑者役に! - 林遣都&高梨臨
夫婦役から刑事&容疑者役に! - 林遣都&高梨臨

 俳優の林遣都高梨臨が13日、都内で開催されたU-NEXTオリジナルドラマ「MALICE」の舞台あいさつに登壇。林は現在放送中のTBS日曜劇場「VIVANT」で、警視庁公安部に所属していた乃木卓/ノゴーン・ベキ役、高梨は卓の妻・乃木明美役を務めているが、本作では林が事件を追う所轄の刑事、高梨が殺人事件の容疑者という違う顔を演じている。早くも再共演を果たした二人が、作品の魅力を語った。

【画像】林遣都&高梨臨、「VIVANT」で話題の二人が再共演!

 本作は、事件の裏に潜む「MALICE=悪意、敵意、恨み」を三者の視点から描く完全オリジナルサスペンス。とある大学の事務局長が殺害された事件の担当所轄刑事、殺人の容疑を掛けられた女性、スクープを狙う雑誌記者が“真犯人”を追い詰めていく。この日は、林&高梨と共にトリプル主演を務める佐藤隆太、注目の日台俳優YUも登壇した。

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 脚本を読んだ林は、「いまの社会の息苦しさが描かれていて、非常にやりがいがあるな」と感じたと話すと、高梨も「1つの事件でも、3つの違う視点から追うと、見え方が違う」と作品の肝になる部分に興味が惹かれたという。

 「悪意、敵意、恨み」という負の感情。林は自身が演じた星野尚人という刑事について「自分のやるべきこと、置かれている立場に対して、疑いや諦め、葛藤を持っている役。監督からは『乾いている』という言葉をいただいたので、その部分を軸に演じさせていただきました」と役づくりのポイントをあげる。

 一方、准教授昇進を狙う大学講師・谷村夏帆を演じた高梨は「育った境遇のコンプレックスから、誰にも頼らずのし上がっていこうとする女性。自分とは共通点があまりなかったので、すごく考えながら、葛藤しながらやっていこうと思いました」と自身を追い込んだ。

 そのため高梨は「撮影自体は楽しかったのですが、モヤモヤして家に帰ってもずっとイライラしていました」と役が抜けなかったという難しさもあったという。しかし、だからこそ「久しぶりにワクワクしました。アドレナリンが出て燃えました」と充実感をにじませた。

 この日は第1話の試写が行われたが、先の展開について、林はつい重大なネタバレを口にしてしまうシーンも。佐藤も気にせず相槌を打っていたが、周囲から「それはネタバレじゃない?」と指摘されると、林は「あ!」と焦った表情に。最後のあいさつで「ネタバレのことは言わないでください」と苦笑いを浮かべるなど、おちゃめな部分も見せ、会場は大いに盛り上がっていた。(磯部正和)

U-NEXTオリジナルドラマ「MALICE」は9月14日19時より独占配信開始

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