MCU新作『マーベルズ』ヴァルキリー登場！最終版予告編が米公開

　マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）最新作『マーベルズ』（11月10日日米同時公開）の最終版予告編が現地時間6日、米 Marvel Entertainment 公式YouTubeチャンネルで公開された。

【動画】ラストに映る人物は誰…？『マーベルズ』最終版予告編（海外版）

　主人公キャプテン・マーベル／キャロル・ダンヴァース（ブリー・ラーソン）は、アベンジャーズの強力な助っ人として『アベンジャーズ／エンドゲーム』での最終決戦に参加し、最強の敵サノス討伐に貢献した。映像ではアイアンマン、キャプテン・アメリカなど『エンドゲーム』の回想シーンが流れ、彼女の戦いの歴史が映し出される。

　しかし、「サノスを倒した。でもまだ終わりではない」とキャプテン・マーベル。『マーベルズ』では、サノスを凌駕する謎の敵ダー・ベンが出現する。ミズ・マーベル（イマン・ヴェラーニ]）と似た謎のバングルを手にしたダー・ベンは、「これは始まりだ」と宣言し、強力なパワーで宇宙に穴をあけてしまう。S.W.O.R.D.（知覚兵器観察対応局）のエージェントであるモニカ・ランボー（テヨナ・パリス）は、「別の次元が侵食し始めている」と危機感を募らせる。

　最終版予告編では、チームを結成したキャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、モニカ・ランボーがダー・ベンに挑む姿や、銃で応戦するニック・フューリー（サミュエル・L・ジャクソン）の姿が収められている。さらに、『エンドゲーム』でキャプテン・マーベルと共闘した新アスガルドの王・ヴァルキリー（テッサ・トンプソン）も登場。アスガルド人の移動手段であるビフレスト（虹の橋）も確認できる。テッサふんするヴァルキリーは、昨年公開の映画『ソー：ラブ＆サンダー』以来のMCU登場となる。

　また予告編のラストでは、ニック・フューリーの「彼らが来た」というセリフが収録され、モニカの前を通りすぎる謎のキャラクターが一瞬だけ登場する。

　メガホンを取ったのは、リメイク版『キャンディマン』のニア・ダコスタ監督。主要キャストには、人気韓国ドラマ「梨泰院クラス」で知られ、本作でMCUデビューを果たすパク・ソジュンも名を連ねる。（編集部・倉本拓弥）