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『ガンダムSEED FREEDOM』公開2日間で興収7.7億円突破!世界56の国と地域でも上映決定

18年間待ったファンに捧げる新作! - 左から西川貴教、森崎ウィン、田中理恵、保志総一朗、石田彰、上坂すみれ、福田己津央監督
18年間待ったファンに捧げる新作! - 左から西川貴教、森崎ウィン、田中理恵、保志総一朗、石田彰、上坂すみれ、福田己津央監督

 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開記念舞台あいさつが28日、新宿ピカデリーで開催され、公開初日(1月26日)から2日間で興行収入7億7,000万円・観客動員数50万人のロケットスタートを切ったことが発表された。イベントには、保志総一朗(キラ・ヤマト役)、田中理恵(ラクス・クライン)、石田彰(アスラン・ザラ)、上坂すみれ(イングリット・トラドール)、森崎ウィン(グリフィン・アルバレスト)、主題歌アーティストの西川貴教、監督の福田己津央が出席した。

【動画】西川貴教、『ガンダムSEED』主題歌に込めた熱き想い 単独インタビュー

 本作は、2002年10月から全50話で放送されたアニメ「機動戦士ガンダムSEED」、2004年から2005年にかけて放送された続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に続く、約18年ぶりのシリーズ完全新作。「DESTINY」から2年後のC.E.(コズミック・イラ)75を舞台に、世界平和監視機構「コンパス」に所属するキラ・ヤマトたちの新たな戦いを描く。

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 約12,000件の応募があったという舞台あいさつには、公開3日目であるにも関わらず、すでに映画を複数回鑑賞した多くのファンが駆けつけた。司会者から1月26日、27日の2日間で動員50万人・興収7億7,000万円を突破したことが発表されると、会場からは大きな拍手が起こった。

 福田監督は「好調なスタートと聞いておりますが、実感はありません」と語ると、「こんなことを言ったら怒られてしまいますが」と前置きし、「実は数字なんてあまり気にしていなくて、18年間応援してくださった方々の喜んだ顔が見たかった。映画の良さはそこにあります。そのことを第一に、キャラクターの未来がどうなったらいいのかを考えました」と思いを語った。

 舞台あいさつは上映前に行われたため、登壇者たちはネタバレしないように戦々恐々。そんななか、福田監督はアスラン役の石田に「君は何に乗るの?」と水を向ける。石田は「言えませんよ」と苦笑いを浮かべつつ、「この作品は愛をテーマにしていることは間違いありませんが、同時に戦争を描いているため、こうなってほしいという思惑同士がぶつかっています。それを収束させるためにいろいろな決断をしなければいけない。その決断の辛さも描いた作品です」と解釈を述べていた。

 またイベント中には、本作が世界56の国と地域で公開されることも発表された。福田監督は「ありがたい。国内だけではなく世界に発信できるのは嬉しいです」と笑顔を見せる。保志は、最後に「製作陣、待っていた方々それぞれの愛を感じています」と語ると、「18年分の『ガンダムSEED』の愛が詰まった作品になっているので、ぜひ堪能してください」とメッセージを送った。(磯部正和)

西川貴教『ガンダムSEED』に寄り添った楽曲制作と20年の思い『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』単独インタビュー » 動画の詳細
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