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桂由美の半生を高梨臨主演でドラマ化 ウェディングドレス普及の道のり描く「はれのひ シンデレラ」2月24日放送

ウェディングドレスデザイナーの桂由美と、桂由美を演じる高梨臨
ウェディングドレスデザイナーの桂由美と、桂由美を演じる高梨臨

 ウェディングドレスデザイナーの93歳・桂由美の半生を、高梨臨主演でドラマ化する「はれのひ シンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦」が2月24日午後3時30分~午後4時55分、読売テレビ・日本テレビ系で放送されることが決定し、高梨と桂を写したメインビジュアルも公開された。

【画像】桂由美の生涯を追った2014年の映画

 約60年前、結婚式でウェディングドレスを着る花嫁はわずか3%だった。戦後“婚礼=和装”が中心で、働く女性も珍しかった時代において、桂は実業家、変革者としていかにして日本にウェディングドレスを広めたのか、なぜ世界のブライダルシーンに認められたのか? 日本の結婚式の常識を変えた激動と情熱の軌跡が明かされる。

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 桂は、ファッションブランド「ユミカツラ」創業者兼デザイナーで、日本にウェディングドレスの文化を広めた第一人者。パリ、ニューヨークなど世界20か国以上でショーを展開。和装婚礼衣装の伝承と革新にも尽くしてきた。

 劇中のドレス・衣装の監修などで桂本人が協力しており、主演の高梨は桂と対面した感想を「台本を読んでいる中で、なんとなく想像はしていましたが、今日いらっしゃって、初めてお姿を見たときは、あまりのオーラに固まってしまいました(笑)」と語り、「ただ、お話をさせていただくと、とても優しくて、温かくいろんなお話をしていただきました。先生から『握手しましょ』と言ってくださったのも、私のこともすごく考えて、緊張しないようにしてくださっているんだなと。思いやりのある、人を喜ばせる仕事をずっとやってきた方だから出せる気遣いも伝わってきて、さすがだなと感じました」とその人柄に触れている。

 プロデューサーの安部祐真も、93歳の現在も活躍する桂の印象を「93歳で今もなお現役で、お客様にドレスの提案を続ける桂由美さん。取材をさせていただくと、本当にお元気でパワフルな方だなと感じました。ファッションショーに出すドレスのデザインを巡り、デザイナーの方たちと喧嘩をしたり、ショーの演出については、納得が行くまで何度も何度も、変更を重ねたり……。彼女には今も夢があり、『一人でも多く、花嫁を笑顔にするため、素敵なドレスを生み出したい』と語ったのが印象的でした」と語っている。

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 高梨、安部プロデューサーのコメント全文は下記の通り。(石川友里恵

主演・高梨臨

Q:ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?

 桂由美さんについては、もちろん第一線で活躍されているウェディングドレスのデザイナーさんで、トレードマークのターバンをされている方だいうことは知っていたのですが、でも、それくらいしか知りませんでした。ですので、お話を頂いて、どういった人生を歩んでこられたのかとても興味を惹かれました。そして、今もご活躍されている方でもあるので、「ご本人がご覧になる!」「私がやって、『こんなんじゃない!』と思われたらヤダな」、というドキドキと責任も感じました。どうしようかな?できるかな?と不安な気持ちもあったのですが、台本を読ませていただいたら、凄く素敵なお話で、この本だったら演じてみたい!挑戦してみたい!と思いました。桂さんが、こんなに面白く、素敵な人生を歩んでいるんだ、というのがシンプルに楽しかったです。

Q:さきほど桂由美さんご本人と初めて会われたわけですが、印象はどうでしたか?

 台本を読んでいる中で、なんとなく想像はしていましたが、今日いらっしゃって、初めてお姿を見たときは、あまりのオーラに固まってしまいました(笑)。ただ、お話をさせていただくと、とても優しくて、温かくいろんなお話をしていただきました。先生から「握手しましょ」と言ってくださったのも、私のこともすごく考えて、緊張しないようにしてくださっているんだなと。思いやりのある、人を喜ばせる仕事をずっとやってきた方だから出せる気遣いも伝わってきて、さすがだなと感じました。

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Q:まだ撮影は始まっていませんが、視聴者の方へメッセージをお願いします。

 おそらく私くらいの世代は、先生の今のお姿は知っていても、若い頃のことはほとんど知らないと思います。仕事に恋をして、情熱を燃やして、日本のブライダルを変えてこられた、その情熱について、自分もとても心を打たれました。皆さんにも、その先生の情熱を伝えられるように取り組んでいきたいです。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

プロデューサー・安部祐真

 93歳で今もなお現役で、お客様にドレスの提案を続ける桂由美さん。取材をさせていただくと、本当にお元気でパワフルな方だなと感じました。ファッションショーに出すドレスのデザインを巡り、デザイナーの方たちと喧嘩をしたり、ショーの演出については、納得が行くまで何度も何度も、変更を重ねたり……。彼女には今も夢があり、「一人でも多く、花嫁を笑顔にするため、素敵なドレスを生み出したい」と語ったのが印象的でした。60年前、結婚式でウェディングドレスを着る花嫁はたった3%しかいませんでしたが、現在は97%まで普及しました。彼女がここまで走り続けた原動力は、何なのかー。そして、どうやって彼女は、女性が働くことすら珍しかった当時の日本で数々の逆境を跳ね除け、ブライダル革命を引き起こしたのか。約60年に渡り、ウェディングドレスの普及に努めてきた彼女の、まだ誰も知らない、その軌跡をドラマ化しました。桂由美を演じる高梨臨さんが魅せる、芯の強さと優しさを兼ね備えた女性の奮闘にも注目です。是非、お楽しみください!

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