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『Mr.ノーバディ3』は日本が舞台に?ティモ・ジャイアント監督、浅野忠信の起用熱望

 大ヒットアクション映画の続編『Mr.ノーバディ2』(全国公開中)を手がけたティモ・ジャイアント監督がリモートインタビューに応じ、シリーズ3作目が実現した場合、日本の俳優・浅野忠信とタッグを組んでみたいと明かした。

【インタビュー動画】『Mr.ノーバディ2』に北野武作品の影響!監督を直撃

 過激なスプラッター描写と鋭いバイオレンス演出に定評があるジャイアント監督は、2013年にモー・ブラザーズ名義でバイオレンス・アクション映画『KILLERS/キラーズ』を製作している。日本とインドネシアの合作である同作では、北村一輝高梨臨でんでんら日本人キャストも多数出演していた。

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 日本と縁が深いジャイアント監督は、『Mr.ノーバディ』第3弾の舞台を日本したらどうかと、主人公ハッチ・マンセル役のボブ・オデンカークに提案していたという。

 「実はボブともその話をしました。『Mr.ノーバディ2』の撮影が終わった後、ボブが『実はまだ日本に行ったことがないんだ。どんなところなの?』と聞いてきたんです。東京は私にとって特別な場所で、毎年行っているので『最高の場所だよ』と答えました。そこでボブに『もし日本に行くなら、ハッチ・マンセルが日本で活躍する物語を考えてみよう』と言ったんです」

 超一流の殺し屋という“裏の顔”を持つハッチには、好敵手となりうるヴィランが必要だ。『Mr.ノーバディ2』では『氷の嘲笑』のシャロン・ストーンが悪役を担ったが、日本を舞台にした第3弾が実現したら、ジャイアント監督が以前からファンだという浅野忠信を悪役候補として挙げた。

 「私は『鮫肌男と桃尻女』(1998)の頃から浅野忠信さんの大ファンなんです。ボブと浅野さんが同じフレームに収まる。想像しただけでワクワクします」と語ったジャイアント監督は、「浅野さんは歳を重ねるごとに、どんどん渋みを増しています」と魅力を紹介。第3弾が製作されるかどうかは不明だが「『絶対にない』とは言えません。浅野さんとタッグを組めたら最高ですね」と笑顔で語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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