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「ウォーキング・デッド」未回収だった重要な伏線、新スピンオフで5年越しの回収【ネタバレ】

画像は「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」第1話より
画像は「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」第1話より - (C)2024 AMC Film Holdings LLC. All Rights Reserved.

 「ウォーキング・デッド」の主人公リック(アンドリュー・リンカーン)の新たな戦いを描くスピンオフ「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」の第1話が、26日にU-NEXTで日本配信され、本シリーズで未回収だった、ある重要な伏線が回収された。(以下、第1話のネタバレを含みます)

【画像】いちゃつく「ウォーキング・デッド」リック&ダリル最新2ショット

 本作で描かれるのは、「ウォーキング・デッド」シーズン9第5話で行方不明となったリックと、彼を探す旅を続けるミショーン(ダナイ・グリラ)のラブストーリー。第1話「橋の事件から5年後」では、シーズン9第5話で謎のヘリコプターに連れ去られたリックのその後と現在の姿が描かれた。

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 2022年に完結した本シリーズでは、いくつかの伏線が未回収状態だった。そのうちの一つが、2018年放送のシーズン9第3話のタイトルにもなった「A」と「B」の意味だ。屑鉄山の元リーダー・ジェイディス(ポリアンナ・マッキントッシュ)が無線相手との会話で使っていた暗号で、シーズン9第5話で橋の事件で負傷したリックをヘリに乗せる際、彼女は「Bがある。最初からAはなかった。傷ついているけど強い人よ」と話していた。この伏線は、その後制作された後日譚スピンオフでも回収されず、「A」と「B」の謎は深まるばかりだった。

 シーズン9放送から5年、「ザ・ワンズ・フー・リブ」第1話でついにその意味が明かされた。リックを連れ去ったCRM(Civic Republic Military、市民共同体軍)は、発見した人間を「A」か「B」かに仕分けていた。「A」は強い信念を持ち、命を懸ける者(=人々を導く者たち)。「B」はただ生きるだけの平凡な人間。CRMはBと認定された者を受け入れ、Aに該当された者はいずれも排除されていた。Bと思われていたリックも実はAに該当しており、彼はCRMを内部から改革するために、軍に所属するオカフォー中佐(クレイグ・テイト)によって生かされていた。

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 世界最強の軍隊とも言われるCRMは謎多き組織であり、「ザ・ワンズ・フー・リブ」では、組織の内部事情が深掘りされる可能性が高い。リックの身柄をCRMに渡したジェイディスは、今やCRMの准尉まで昇進しており、本作にもメインキャラクターの一人として登場することが判明している。(編集部・倉本拓弥)

「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」第1話はU-NEXTで独占配信中(全6話、毎週月曜日に1話ずつ追加)

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