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浜辺美波&赤楚衛二が就活生役で共演 映画『六人の嘘つきな大学生』内定を奪い合うライバルに

『六人の嘘つきな大学生』浜辺美波と赤楚衛二
『六人の嘘つきな大学生』浜辺美波と赤楚衛二 - (C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会

 浜辺美波赤楚衛二が、2022年本屋大賞ノミネート&ブランチBOOK大賞2021受賞を果たした、作家・浅倉秋成のヒット作を映画化する『六人の嘘つきな大学生』(11月22日全国公開)で共演することが明らかになった。

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 原作は、就職活動を舞台に、六人の登場人物の裏の顔が暴かれていく“密室サスペンス要素と、六人の「嘘」と「罪」の真相にまつわる伏線がクライマックスで次々と回収されていく“青春ミステリー”要素で支持を集めた人気小説。『キサラギ』(2007)、『ストロベリーナイト』(2013)、『ういらぶ。』(2018)などの話題作を手掛ける佐藤祐市監督がメガホンを取り、劇団「東京マハロ」主宰の矢島弘一の脚本で実写映画化した。

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 エンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用で、最終選考に残った六人の就活生たち。彼らに与えられた課題は、1か月後までにチームを作り上げ、グループディスカッションをするというものだった。学生たちは、全員で内定を得るために交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間から一つの席を奪い合うライバルになった六人は、内定をかけて議論を進めるが、そんななか、各々の個人名が書かれた六通の封筒が発見される。その中の一通を開封すると「●●は人殺し」だとする告発文が入っていた。そこから、六人の本当の姿が次々と暴かれていく。彼らの嘘と罪。そして犯人の目的とは。

 早稲田大学社会科学部の学生で、洞察力に優れた主人公・嶌衣織(しま・いおり)を演じるのは、連続テレビ小説「らんまん」(NHK総合)、映画『ゴジラ-1.0』『シン・仮面ライダー』でヒロインを務め、「NHK紅白歌合戦」の司会を務めるなど、2023年の顔として活躍した浜辺。「嶌衣織が6人でいる環境の中で、どのような立ち振る舞いをすれば良いのかについて最後まで苦悩していた気がします。出演者6人で過ごす日々は濃厚で毎日心が揺さぶられ、何より熱のある撮影現場でした」と充実の撮影期間を振り返っている。

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 そんな浜辺演じる嶌と第二次面接で出会う、立教大学経済学部の学生で、そのまっすぐな性格で六人の中のムードメーカーとなる波多野祥吾(はたの・しょうご)を演じるのは、4月期のフジテレビ系・木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」でも主演を務める赤楚。「(原作を読んで)人の裏の顔、信頼関係が壊れていく様、二転三転する怒涛の展開に引き込まれたのを覚えています。リハーサルを積み重ねる日々もあり、まるで舞台の稽古のようでブラッシュアップしていく過程に学びが多くありました」とコメントを寄せている。

 浜辺と赤楚の出演に、原作者の浅倉は「数々のメディアミックスに恵まれ、毎度原作を凌駕する仕上がりを見せてもらってきた本作ですが、今回も強力なキャスト&スタッフの皆様が集結してくださいました」と期待。また、佐藤監督は「若い俳優陣が、来る日も来る日も同じセットで必死に芝居をしている姿は、とても素敵でした。環境の変化も乏しく苦しい中、チームワーク良く挑んでくれた皆の芝居を、一人でも多くの方に観て頂きたいと思っております」と自信のコメント。残された4人の配役も注目を浴びそうだ。

キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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浜辺美波/嶌衣織役

『六人の嘘つきな大学生』原作が素晴らしく、一気に読み進めてしまいました。映画として作る上での脚本が手元に届き、映画の中で描かれる嶌衣織が6人でいる環境の中で、どのような立ち振る舞いをすれば良いのかについて最後まで苦悩していた気がします。それぞれ自身の役で悩んだ時には皆で話し合うこともありました。出演者6人で過ごす日々は濃厚で毎日心が揺さぶられ、何より熱のある撮影現場でした。試写後の感想会では今まで経験したどの作品よりも一番盛り上がり、その時に6人で共有した、作品の熱が宣伝、そして映画公開で皆様に伝わることを楽しみにしています。

赤楚衛二/波多野祥吾役

波多野祥吾役を演じさせて頂きます赤楚です。今回、『六人の嘘つきな大学生』の出演が決まり本を読ませて頂いたのですが、人の裏の顔、信頼関係が壊れていく様、二転三転する怒涛の展開に惹き込まれたのを覚えています。
佐藤組は初参加なのですが、監督がとても面白い方でした。リハーサルを積み重ねる日々もあり、まるで舞台の稽古の様でブラッシュアップしていく過程に学びが多くありました。楽しんで頂けると嬉しいです。宜しくお願いします。

監督:佐藤祐市

原作は先が読めない展開でとても惹き込まれ、人が他者の事を正確に理解する事の難しさを感じました。立ち位置が変われば見え方も当然変わるものだし、色々な側面を持っているのが人なんですよね。
そんな重層的なキャラクター達が繰り広げる台詞の応酬。それは僕の大好物の密室劇なのでありました。若い俳優陣が、来る日も来る日も同じセットで必死に芝居をしている姿は、とても素敵でした。環境の変化も乏しく苦しい中、チームワーク良く挑んでくれた皆の芝居を、一人でも多くの方に観て頂きたいと思っております。宜しくお願い致します。

プロデューサー: 稲垣優

就職活動という「自分を良く見せよう」とする状況下で、次々と暴かれていく六人の「嘘」と「罪」が大きな魅力の本作。その実写映画化のキャスティングにおいて最も重視したのが、「暴かれた『裏の顔』をいかに魅力的に見せられるか」という点でした。朝ドラ「らんまん」をはじめ、“明るいヒロイン”のイメージの強い浜辺美波さん。そしてこれまでの映画やTVドラマを通じて、まっすぐひたむきな役どころの印象が強い赤楚衛二さん。お二人が、それぞれ他の作品では観ることのできない「表」と「裏」の一面を、この映画で見事に演じていらっしゃいます。『キサラギ』に代表される“密室劇のスペシャリスト”佐藤祐市監督の手で描かれる極上のサスペンス&ミステリーを、是非劇場でお楽しみください。

原作:浅倉秋成

次回作はこんなのどうでしょう、あんなのどうでしょうーーたくさんのアイデアを編集さんからいただく中、「『密室の会話劇』はどうですか? たとえば佐藤祐市監督の『キサラギ』みたいな」そんな提案があったことを、今でも覚えています。
できあがった小説『六人の嘘つきな大学生』は今回、思いもかけず佐藤監督の手に渡ることとなりました。漫画版、ラジオドラマ版、リーディングアクト(舞台)版と、数々のメディアミックスに恵まれ、毎度原作を凌駕する仕上がりを見せてもらってきた本作ですが、今回も強力なキャスト&スタッフの皆様が集結してくださいました。公開を楽しみにお待ちいただければ幸いです。

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