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「不適切にもほどがある!」市郎が純子に見せる背広姿…娘への思いに「泣ける」の声

自分たちの運命を知った市郎は純子を抱きしめる
自分たちの運命を知った市郎は純子を抱きしめる - (C)TBS

 宮藤官九郎が脚本を手がける、阿部サダヲ主演のTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(毎週金曜よる10:00~)の第6話「昔話しちゃダメですか?」が1日に放送。前回で一人娘の純子(河合優実)と自分の運命を知ってしまった主人公・小川市郎(阿部)の思いがあふれる回に「泣ける」などの声が視聴者からX(旧Twitter)に寄せられた。(ネタバレあり。以下、第6話までの展開に触れています)

「不適切にもほどがある!」母と娘の対面…第6話フォトギャラリー

 1986年に暮らす昭和オヤジ・小川市郎が2024年にタイムスリップし、過去と現在を行き来しながら、コンプライアンス無視の「不適切」発言で令和の空気をかき回していく本作。先週放送された第5話では、令和で市郎と知り合ったテレビ局のプロデューサー・渚(仲里依紗)が、純子の娘であったことが判明。さらに、市郎と純子が、1995年の阪神・淡路大震災に巻き込まれ、この世を去っていることが明かされた。

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 顔に出る性格ゆえに、純子に悲しい運命が待っていることを気取られることを気にして、過去に戻ることを躊躇する市郎。それでも「必然なんだ、しょうがない。死ぬのがマイナスなんじゃなくて、むしろ、大人になった渚っちにこうして会えたことがプラスなんだ」とふんぎりをつけて昭和へ。第5話で、純子の夫・ゆずる(古田新太)から時代を経て受け取った、オーダーメイドの背広に袖を通して、純子の前に現れる。

 市郎の帰宅にうれしそうな純子は、未来では見ることができなかった、その背広姿に「いいんじゃない」と一言。感極まった市郎は、そんな娘を抱きしめて「ただいま」と涙。Xでは、視聴者から「泣けるほどにも程がある」「無条件でいいシーン過ぎて」「もう、ずっと泣いてる……」など感激の声があがった。

市郎に連れられ、純子も令和へ(C)TBS

 久々に娘と食卓を囲んだ市郎はその夜、サカエ(吉田羊)に事情を告白。「俺はいいんだよ。別にいつ死んでも」と言いながら、あと9年しか生きられない娘を思い「渚ちゃんが生まれてくるとこまでは悪くないんだよ。純子の人生。上出来」「どうなるか知ってるから、知ってるのに俺は……」と何もすることができない自分に、またも涙する展開が描かれた。

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 また劇中では、市郎に連れられて令和を訪れた純子が、将来自分の娘として生まれてくる渚とも対面。素性を隠している渚から「子供好き?」と尋ねられた純子は「うん、大好き」と満面の笑み。そんな渚が、純子に原宿へ服を買いに行こうと伝えるエモーショナルな展開に、またも涙を誘われた視聴者も多かったようで「本当に涙あり笑ありなドラマ」「ラストの純子と渚の原宿に行く約束するシーン泣けた」などの声があがった。(西村重人)

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