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大泉洋「コナン君を逮捕したかった……」、次回は怪盗キッド役を希望

ゲスト声優を務めた北海道出身の大泉洋。
ゲスト声優を務めた北海道出身の大泉洋。

 俳優の大泉洋が7日、都内で行われた劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)SPファンミーティングに出席した。

【画像】SPファンミーティングの様子

 北海道・函館を舞台に、新選組の土方歳三ゆかりの刀をめぐる駆け引きを描く本作は、青山剛昌原作のアニメシリーズ劇場版第27弾。土方の刀に狙いを定めて函館に出現した怪盗キッドの計画を阻止すべく、名探偵コナンたちが奔走するさまを描く。壇上には江戸川コナン役の高山みなみ、毛利蘭役の山崎和佳奈、服部平次役の堀川りょう、怪盗キッド役の山口勝平も登壇した。

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 ゲスト声優として本作に参加した大泉は、北海道の刑事・川添善久役を演じる。冒頭、ほかの出演者とともにランウェイを闊歩してステージに立つと、「アウェイ感でいっぱいです」と大泉節をさく裂させて会場を笑わせた。また、最速上映の告知などが行われると、「コナンファンはすごいですよね。20回とか30回とか観に行くんでしょ。すごいもんですよ。最速上映ってなんですか? ものすごく早口でやるってことですか」とおとぼけも。

名探偵コナン

 本作の出演については「舞台が函館っていうところで、それはやらせてくださいって。北海道を舞台にされたら僕は基本、出るんです。逆にいうと出ていなかったらイライラするんです」と述べ、「出ていない場合は延々マイナスプロポーションをします。初日に観て、全部ネタバレさせます」とニヤニヤ。自身が担当した川添役についても「本音を言うと、コナン君を泣く泣く逮捕してみたかった」とコナン君に対し逮捕願望があったことも明かした。

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 大泉は川添役を引き受けた際の家族の反応も紹介。「ちょっとドジなところもあるんです。娘が言っていたんですけど、名探偵コナンはみんなかっこいいのになんでパパのキャラあんな顔しているの? パパのキャラだけかっこ悪いって……」と自虐を交えてコメント。コナンに出ることで役得もあったといい、「この会場に来るとき、レギュラーの皆さんと同じバスでした。すごい転校生感ありました」と前置きし、「耳をダンボにしてレジェンド声優たちの会話を聞いていたんですけど、コナン君が『お花見しました?』って。コナンでは絶対聞けないような、ある意味夢を壊すような会話が聞けて興味深かったです」とも話し、キャスト陣を笑わせた。

 また、函館では山口と一緒に宣伝活動を行なったといい、山口が「大泉さんは楽しい方。このまんま。ずっとバスの中で怪盗キッドの練習をしていました」と大泉の様子を振り返ると、大泉もうれしそうな表情を見せつつ、山口に対抗し「常にモノマネしてましたから、怪盗キッド、モノマネしてるうちにできるようになりました。怪盗キッドは背丈も僕と似てる。いよいよ私がやったほうがいいんじゃないかと思いました。ほぼほぼ同じ声が出せると思います」と山口に挑戦的なコメントをぶつけて笑みを浮かべていた。(取材・文:名鹿祥史)

劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は4月12日より公開

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