【ネタバレ】「御上先生」“ヤマトタケル”から新たな怪文書 平川門=裏口入学説が加熱

日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第4話が9日に放送され、私立隣徳学院に送られてきた怪文書に関するヒントが提示された。(以下、第4話のネタバレを含みます)。
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「御上先生」は、高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂桃李)が、隣徳学院3年2組の高校生たちを導きながら、汚い大人たちの権力によって子供たちが犠牲になっている現実に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。
怪文書は、第3話(2日放送)のラストで隣徳学院にFAXで送られてきたもの。「隣徳はくにのまほろば このくにに平川門より入りし者たち数多あり お前の不正をわたしは観ている」という内容で、最後には倭建命(ヤマトタケルノミコト)と記されていた。
第4話では、3年2組の副担任・是枝文香(吉岡里帆)が、怪文書の意味に関する仮説を御上に説明するシーンが登場した。是枝曰く、ヤマトタケルが蝦夷(えみし)の襲来に備えて作った関所が「霞が関」であるといい、「ヤマトタケル=官僚」だと予想。御上に「ヤマトタケル、御上先生ですか?」と問いただすも、「違います」と即答された。

さらに是枝は、“江戸城の裏門”と言われてい平川門が、霞が関のある桜田門の反対側にあると説明し、「隣徳に裏口から入ったひとが多数いる……」と裏口入学の可能性を指摘。冒頭の「隣徳は国のまほろば」は、ヤマトタケルの辞世の句「ヤマトは国のまほろば(真秀ろば)」(意味:大和は一番良い国)のパロディーで、漢字表記にすると、理事長・古代真秀(こだい・まさひで/北村一輝)と同じ漢字であることに気がついた。
そして、第4話の終盤では、ヤマトタケルノミコトからFAXで新たな怪文書が届く。そこには、「我は平川門より入る人々に草那藝之大刀(クサナギノタチ)を振り下ろす者なり。お前の不正はまもなく白日のもとに晒される」と記されていた。草那藝之大刀は、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)や草薙剣(くさなぎのつるぎ)とも言われ、八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と合わせて「三種の神器」とされている。
SNSでは、怪文書の内容について考察が白熱しており、「古代理事長が裏口入学を斡旋している?」「ヤマトタケルは槙野(岡田将生)?」といった声があがっている。(編集部・倉本拓弥)