『白雪姫』レイチェル・ゼグラー来日！日本版声優・吉柳咲良と生歌唱
映画『白雪姫』（3月20日公開）主演のレイチェル・ゼグラーが来日し、5日に六本木ヒルズアリーナで行われた来日プレミアムライブに出席。同作のプレミアム吹替版声優を務める吉柳咲良と共に、劇中歌「夢に見る ～Waiting On A Wish～」を生披露した。
本作は、ディズニー初の長編アニメ『白雪姫』を、『（500）日のサマー』などのマーク・ウェブ監督が実写映画化。邪悪な女王（ガル・ガドット）によって王国を支配されてしまったかつての王の娘・白雪姫（レイチェル）が、その純真な心で王国に平和をもたらそうと奮闘する姿を描く。
雪がちらつくあいにくの空模様のなか、純白のドレスで登場したゼグラーは、ファンに笑顔を振りまくと「ニューヨーク出身なので、寒いのもへっちゃらです。逆に『白雪姫』なので、雪がちょっとくらい降らないと『白雪姫』じゃないですよね」と茶目っ気たっぷりにあいさつ。
そしてゼグラーは、会場に詰め掛けたファンに「本当に皆さん来てくださってありがとうございます」と感謝を述べると「『白雪姫』という作品は自分にとって大切な作品になりましたが、同じように皆さんにも愛していただける映画だと確信しています」と自信をのぞかせる。
またプレミアム吹替版で白雪姫を演じた吉柳に対して、「才能あふれる咲良さんとこうやって同じステージに立てることを嬉しく思います」と称賛を送ると、吉柳は感激した表情を浮かべ「今日初めてお会いしたのですが、とてもチャーミングでずっと優しく接してくださり、本当に感動しました。お会いできて光栄です」と発言し、熱い抱擁を交わす。
イベントでは、劇中歌「夢に見る ～Waiting On A Wish～」を二人で生歌唱することに。英語と日本語で互いに伸びのある歌声を披露し会場を魅了すると、ゼグラーは「こんな素敵な機会に恵まれて幸せです。才能あふれる方とこうして共演できるのは嬉しい限り。私はこの作品に2020年ぐらいから携わっていて、何度も何度もこの楽曲を耳にしてきているのですが、咲良さんがまた新しいものをもたらしてくださいました。公開を前にして、まったく新しい楽曲のように自分の耳に響いてきたというのは、いかに咲良さんに才能があるのかという証明になっていると思います」と吉柳の歌声を絶賛する。
ゼグラーと一緒に歌唱した吉柳も「こんなに夢のようなことがあるんですね。幸せな気持ちでいっぱいです」と感動した様子で、「この作品のオーディションを受けたときから本当に、本当に大好きで、ずっとレイチェルさんの歌声を聞いていたので、いま隣で生声を聞けていることだけでも信じられません。一緒に歌わせていただけるなんて、本当に恐れ多いのですが、改めてオーディションに受かって良かったなと思っています」と目を潤ませながら語っていた。（磯部正和）