マーベル最新作はアート映画!『サンダーボルツ*』A24風の異色予告編公開
マーベル・スタジオ最新作『サンダーボルツ*』(5月2日日米同時公開)から、気鋭の映画スタジオ・A24を意識したアート映画風予告編が公開された。
【動画】これぞ本物のシネマだ!『サンダーボルツ*』アート映画風予告
本作の主役は、過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界の危機に立ち向かうことになったクセ強な無法者たち。一流の暗殺者エレーナ、孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキー、ロシアが生み出したスーパーソルジャーのレッド・ガーディアン/アレクセイ、キャプテン・アメリカを名乗ったこともある元エリート軍人のUSエージェント/ジョン・ウォーカー、「人間兵器」のタスクマスター、あらゆる物質をすり抜ける能力を持つゴーストが、異色の新チーム「サンダーボルツ」を結成する。
マーベル作品の予告編といえば、新たな物語や登場キャラクターにフォーカスした内容がほとんどだが、『サンダーボルツ*』はキャストやスタッフ陣を全面に出し、アクションシーンを最低限に抑えた異色の構成だ。
しかも、予告編でフィーチャーされるのは「A24」の作品や製作スタッフばかり。エレーナ役のフローレンス・ピューは『ミッドサマー』、バッキー役のセバスチャン・スタンは『ア・ディフェレント・マン(原題) / A Different Man』、ヴァル役のジュリア・ルイス=ドレイファスは『地球は優しいウソでまわってる』と紹介されている。
さらに、監督は『BEEF/ビーフ』のジェイク・シュライアー、撮影監督は『グリーン・ナイト』のアンドリュー・ドロス・パレルモ、プロダクションデザイナーは『へディタリー/継承』のグレイス・ユン 、編集は『ミナリ』のハリー・ユーン、音楽は『エブリデイ・エブリウェア・オールアットワンス』のサン・ラックスと作家性・芸術性が評価されたクリエイターが勢揃い。気鋭のキャストとスタッフが描く、異色のヒーローチームに期待が高まっている。(編集部・倉本拓弥)


