濱田龍臣「龍馬伝」以来の大河ドラマ「豊臣兄弟!」斎藤龍興役に決定「嬉しい限りです」

仲野太賀が主演を務める、NHK大河ドラマ第65作目「豊臣兄弟!」(2026年放送予定)の新たな出演者が8日に発表され、「龍馬伝」(2010)で坂本龍馬(福山雅治)の少年時代を演じた濱田龍臣が、斎藤龍興役で2回目の大河ドラマ出演を果たすことが明らかになった。
「豊臣兄弟!」は、天下人の弟・豊臣秀長(仲野)の目線で戦国時代を描く下克上サクセスストーリー。兄・秀吉は池松壮亮が演じ、強い絆で天下統一を成し遂げた豊臣兄弟の物語を紡ぐ。脚本は、ドラマ「半沢直樹」(2013)や連続テレビ小説「おちょやん」(2020)の八津弘幸が手掛け、仲野と池松のほか、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波、小栗旬、宮崎あおい(崎=たつさき)、松下洸平ら豪華キャストが顔を揃える。
濱田が演じる斎藤龍興は、美濃国の大名。斎藤道三の孫にあたり、父・義龍が急逝し、14歳で美濃斎藤氏の家督を継ぐ。父の代からの重臣、竹中半兵衛や美濃三人衆(稲葉良通・安藤守就・氏家直元)など優秀な家臣に恵まれていたが、家臣の掌握に苦慮。かねてより美濃を狙っていた織田信長は、この機に攻勢を強めるも、龍興の徹底抗戦に苦しめられる。
濱田の大河ドラマ出演は「龍馬伝」以来2回目となり「また出演出来る機会を頂けたのがとても嬉しい限りです」とコメント。龍興を演じるにあたって「覚悟と信念を持った、視聴者の皆様の心に残るようなお芝居をお届けしたいと思っています」と意気込みを明かしている。本人コメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
ーーオーディションを経て、斎藤龍興役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。
「龍馬伝」以来、大河ドラマにまた出演出来る機会を頂けたのがとても嬉しい限りです。
ーー龍興を演じるにあたっての意気込みをお願いします。
織田勢から見ると敵、となるとは思いますが、覚悟と信念を持った、視聴者の皆様の心に残るようなお芝居をお届けしたいと思っています。
ーー龍興にゆかりの深い、岐阜(美濃)の皆さんに向けてメッセージをいただけると幸いです。
斎藤道三の孫、そして美濃に密接に関わっている龍興役を本作にて、これぞ齋藤龍興! 織田軍の相手として不足なし! と思っていただけるよう、龍興なりの覚悟や美濃への思い入れを抱え、精一杯演じて行きたいと思っています。


