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『マインクラフト/ザ・ムービー』が予想を大幅に上回る特大ヒット!『スーパーマリオ』超え

全米ボックスオフィス考

『マインクラフト/ザ・ムービー』が驚異的な大ヒット!
『マインクラフト/ザ・ムービー』が驚異的な大ヒット! - (C) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 先週末(4月4日~4月6日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、人気ゲームを映画化した『マインクラフト/ザ・ムービー』が興行収入1億6,275万3,003ドル(約244億円)という特大ヒットで首位デビューを飾った。2023年公開の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(オープニング興収1億4,636万1,865ドル・約220億円)を上回り、ゲーム原作の映画で史上最大のオープニング興収を記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

【画像】四角くてかわいい!『マインクラフト/ザ・ムービー』ビジュアル一挙

 『マインクラフト/ザ・ムービー』は、3Dブロックで構成されたバーチャル空間で、自由にものづくりや冒険を楽しめるゲーム「Minecraft(マインクラフト)」を映画化したファンタジー。ひょんなことからマインクラフトの世界に転送されてしまった4人の男女の冒険を描く。出演はジェイソン・モモアジャック・ブラックエマ・マイヤーズなどで、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』のジャレッド・ヘス監督がメガホンを取った。

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 当初、業界アナリストは同作のオープニング興収を6,000万ドル(約90億円)と予想。その後、1億ドル(約150億円)と上方修正したが、結果はそれすら大幅に上回る1億6,275万3,003ドル(約244億円)だった。予告編への評価がまちまちだったことが低い予想につながったようだが、キッズ、ティーン、ファミリー層を中心に幅広く集客して大勝利を収めた。

 これは、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(オープニング興収8,884万2,603ドル・約133億円)を上回り今年最高のオープニング興収。配給のワーナー・ブラザースにとっても、2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(オープニング興収169,189,427ドル・約254億円)、2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(オープニング興収1億6,600万7,347ドル・約249億円)に続き歴代3位のオープニング興収だ。2025年、ここまで低調だったボックスオフィスにおける救世主となっている。(編集部・市川遥)

4月4日~4月6日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『マインクラフト/ザ・ムービー』
2(1)『ア・ワーキング・マン(原題) / A Working Man』
3(初)『ザ・チョウズン:ラスト・サパー・パート2(原題) / The Chosen: Last Supper Part 2』
4(2)『白雪姫
5(4)『ザ・ウーマン・イン・ザ・ヤード(原題) / The Woman in the Yard』
6(5)『デス・オブ・ア・ユニコーン(原題) / Death of a Unicorn』
7(3)『ザ・チョウズン:ラスト・サパー(原題) / The Chosen: Last Supper』
8(初)『ヘル・オブ・ア・サマー(原題) / Hell of a Summer』
9(31)『ザ・フレンド(原題) / The Friend』
10(7)『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

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