ADVERTISEMENT

松坂桃李と染谷将太が主演!劇場アニメ『ひゃくえむ。』9.19公開決定

対照的な2人…『ひゃくえむ。』ティザービジュアル
対照的な2人…『ひゃくえむ。』ティザービジュアル - (C) 魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

 「チ。-地球の運動について-」で知られる漫画家・魚豊の連載デビュー作を長編アニメーション化する映画『ひゃくえむ。』の公開日が9月19日に決まり、松坂桃李染谷将太がダブル主演を務めることが21日、発表された。併せて、特報映像とティザービジュアルも公開された。

【動画】魚豊の連載デビュー作が劇場アニメに!『ひゃくえむ。』特報

 松坂と染谷が映画『アントキノイノチ』(2011)以来14年ぶりの共演を果たす『ひゃくえむ。』は、陸上競技の世界で「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描く物語。生まれつき足が速く、「友達」も「居場所」も手に入れてきたトガシを松坂が演じ、つらい現実から逃れるために、ただ夢中で走り続ける転校生・小宮役を染谷が務める。小宮はトガシとの出会いからさらに100m走にのめり込み、次第に二人はライバルとも親友ともいえる関係に。数年後、天才ランナーとして名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前に、トップランナーの一人となった小宮が現れるというストーリーだ。監督は、映画『音楽』(2020)の岩井澤健治

ADVERTISEMENT

 特報は、小学生、高校生、社会人へと成長しながら走り続けるトガシと小宮、二人が出会うアスリートたちを捉えたもの。疾走感のある楽曲とともに、躍動する選手たちの姿や、彼らの苦悩や葛藤が映し出される。また、トガシが余裕の表情で「今日も勝たせてもらうよ」と声をかけ、小宮が「そう、頑張ってよ」と無表情でボソッと返す、対照的な2人の様子も見て取れる。ティザービジュアルには、まっすぐな視線を向けるトガシと、競技服を着て足元に視線を落とす小宮の後ろ姿が描かれている。松坂と染谷のコメントは以下の通り。(加賀美光希)

松坂桃李

原作を読んだ時に、登場人物の呼吸や、風を切っていく音、足が地面について駆けていく音、汗、体温を感じました。初めての経験でした。なにより、選手一人一人の葛藤や、繊細な心の機微に揺さぶられ、ページを捲る手が止まりませんでした。そんな「ひゃくえむ。」のアニメーション映画に参加できることを、光栄に思うと同時に、とてつもなくプレッシャーも感じました。染谷くんとの共演は14年ぶりとなりますが、とても嬉しかったです。染谷くんが演じた小宮は、まさに小宮でした。原作から感じた音や汗、体温がそのまま伝わる作品になっていることを願います。是非楽しみにしていてください。

染谷将太

魚豊先生の原作を読んだとき、聞こえないはずの100m走を走る音が聞こえてくるような、自分が風を切っているような躍動感を感じました。それをアニメーションに落とし込んだら、絶対面白い作品になるだろうなと心惹かれました。小宮には気持ちが先走って限界がどこだか分からなくなってしまうような人間味があり、僕自身にも響くところがあります。観る方の息も思わず上がってもらえるように大切に演じました。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT