塩野瑛久、役づくりで体脂肪率5~6%に 麻生久美子は4~5キロ減量

俳優の塩野瑛久が18日、ユナイテッドシネマ豊洲で行われたテレビ朝日系ドラマ「魔物」(4月18日スタート、毎週金曜よる11:15~※一部地域を除く)記者会見に、主演の麻生久美子と共に出席。役柄のために5~6キロ増量し、体脂肪率も5~6%にしたことを明かしていた。
本作は、テレビ朝日が韓国の大手スタジオ・SLLとタッグを組んだオリジナルドラマ。過去には「六本木クラス」「スカイキャッスル」と衝撃的なドラマを世に送り出してきたが、この作品では不倫、DV、性など愛と欲望にまつわる過激なテーマが展開される。塩野が演じるのは、殺人事件の容疑者となるフェンシングのコーチ・源凍也(みなもと・いてや/塩野)。麻生演じる弁護士の華陣あやめが彼の弁護を請け負い、やがて二人は惹かれ合っていく。
日韓共同で制作された本作に、塩野は「俳優同士で意見をすり合わせることが多いと聞きました」と韓国の現場では、俳優自らがシーンについて話し合って決めることが多いというと「絡みのシーンは結構話し合いましたね」と麻生に振る。
麻生も「今回はインティマシーコーディネーターさんが入ってくださって、シーンについてそれぞれお互いにヒアリングをして作ってくださったので、とてもやりやすかった。結構そういうシーンというのは『こんなことをすると相手は嫌なのかも』と思ってしまうことがあるのですが、そういう心配がなくて良かったです」と撮影を振り返っていた。
また体づくりについて質問されると、塩野は「脱ぐシーンやフェンシングをする場面があるので、体重は5~6キロ増やして、体脂肪率は5~6%にしました」といい、「僕の勝手な思いなのですが、韓国の俳優さんって体格が良くて筋肉もあるイメージ。日本の俳優はひょろひょろしていると思われたくないという思いがあって頑張りました」と理由を説明した。また塩野は「麻生さんと並んだとき、子供っぽく見られたくないという思いもあったんです」とも語り、「しっかりと並ぶ価値のある男という風に見られたかった」と強調していた。
一方の麻生は「私はこの作品に入る前に、朝ドラ(『おむすび』)で1年間お母さんの役をやっていたんです」と笑顔を見せると「何も気にせず、すごく美味しくご飯を食べていて、健康的な体になっていました。この役をやるとなって、そろそろ絞らないといけないと思い4~5キロ落としました」と塩野は増量、麻生は減量して作品の臨んだことを明かしていた。
また「大胆な濡れ場」ということも話題になっているが、麻生は「46歳の私が、こんな役を求められるとは思っていなかった。自分で大丈夫なのかなと思っていました」と不安があったことを明かし、「二人の絡みがどう映るか。説得力を持たせたいと思っていました」と胸の内を明かしていた。