シガーニー・ウィーヴァー、『スター・ウォーズ』新作でマンダロリアン雇うパイロット役「賢明な判断を下す」【来日インタビュー】

　映画『スター・ウォーズ／マンダロリアン・アンド・グローグー』に出演するシガーニー・ウィーヴァーが18日、千葉・幕張メッセで開催中の公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」に、主演のペドロ・パスカルと共にサプライズ登場した。プレゼンテーションを終えた直後のシガーニーが来日インタビューに応じ、自身が演じるキャラクターについて語った。

【画像】スター・ウォーズの世界にどっぷり！「スター・ウォーズ セレブレーション」会場の様子

　2019年に公開された『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』以来、7年ぶりの新作劇場映画となる本作。実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」で活躍する孤高の戦士ディン・ジャリン／マンダロリアン（ペドロ）と強いフォースを秘めた子供グローグーが、満を持してスクリーンデビューを果たす。

　シガーニーの役名は伏せられたままだが、プレゼンテーションでは新共和国のパイロットスーツを着用した彼女の姿が映し出された。自身の役柄について、「彼女は反乱軍で育ったパイロットです。今は、さまざまなことが起きているアウター・リム（銀河系の外縁領域）を管轄しています」と補足すると、「そこには帝国の残党や……いろいろな悪党がうろついています。なので、彼女はマンダロリアンを雇うという賢明な判断を下します」と劇中での役割を明かす。

　SFホラーの金字塔『エイリアン』シリーズで主人公・リプリーを演じたシガーニー。『スター・ウォーズ』シリーズへの出演は、意外にも本作が初となる。「これほど素晴らしいユニバースに参加してほしいと声をかけてもらえたこと自体が、本当に意味のあることでした。『スター・ウォーズ』の世界観は、これまで愛されてきた多くの映画やストーリー、そして素晴らしい演技によって構築されてきました。だからこそ、この新たな物語の一部になれたことを、とても光栄に、そして嬉しく思います」

　シガーニーはプレゼンテーション中、ステージに登場したグローグーに夢中になっていた。グローグーを知ったきっかけは彼女の甥だったといい、「まだ小さな甥っ子たちが、チーズを保存するワックスペーパーでグローグーの小さな人形を作ってくれたんです。今でも大事に持っています」とシガーニー。「それをきっかけに、グローグーという存在の大切さを理解するようになりました。実際にグローグーと会えば、誰だって好きになってしまいますよね」とグローグーにメロメロな様子だった。（取材・文：編集部・倉本拓弥）

映画『スター・ウォーズ／マンダロリアン・アンド・グローグー』は2026年5月22日（金）日米同時公開

「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」は4月20日まで幕張メッセにて開催中