トム・クルーズ、60代の肉体披露『ミッション:インポッシブル』潜水スタントに挑む特別映像も公開

トム・クルーズ(62)が主演を務める大ヒットアクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日日米同時公開)の撮影現場を収めた特別映像が公開された。危険な潜水スタントに挑む直前のトムを捉えた映像に加え、スイミングパンツだけで潜水に挑む、トムのワイルドすぎる肉体が目をひくメイキング写真も公開されている。
【動画】今度は潜水ミッション!『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』特別映像
『ミッション:インポッシブル』は、スパイ組織IMFの敏腕エージェント、イーサン・ハント(トム)が、実現不可能なミッションに挑む大ヒットアクション。1996年のスタートから29年を経てアクションの規模もスケールアップしていき、トムが自ら挑むアクションは、シリーズ最大の見どころ。第8弾となる本作でも、縦横無尽に飛び回る小型飛行機にしがみつき、空母の甲板から荒波が押し寄せる大海原にダイブするなど、まさに命がけのミッションに挑む姿が収められている。
そんななか、危険な“潜水スタント”に挑むトムを捉えた特別映像が公開。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)では地球上で最も高いビルであるブルジュ・ハリファに登り、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)では断崖絶壁からバイクでダイブするなど、これまで幾度となく命懸けの危険なスタントに挑戦してきたトム。想像しただけでも足がすくむようなスタントに挑む際でも笑みを絶やさず、あくまで撮影を楽しみながら臨んできた彼であっても、今回の撮影ばかりは笑顔を封印している。
「何かあればすぐ知らせて。ケガ人が出るくらいなら、撮影全体を止める」という注意喚起が行われるほど、極限の緊張感が漂う撮影現場。トムが身に着けている特別設計のマスクとウェットスーツは、長時間使用すると低酸素症を引き起こしてしまうため10分間しか着用できないという制約がつけられ、危険と隣り合わせのスタント撮影を安全に実行するための代物だ。トムは撮影当時を振り返り「自分の二酸化炭素を吸い込んでいた。それが体内に蓄積されて筋肉に影響を与えるから、それを克服しながら演技に集中する必要があったんだ」と証言。監督のクリストファー・マッカリーも「とても困難で恐ろしく、本当に肉体的にきつかった」とEmpire誌に語っている。
果たして、命を落としかねない極限のスタントの全貌とは。上映が待ち遠しい映像に仕上がっている。(編集部・入倉功一)


