「べらぼう」再びのスマホ!遊び心あふれる投稿画面に反響

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の5月4日放送・第17回に、九郎助稲荷(くろすけいなり)役として語りを担当する綾瀬はるかが、5か月ぶりに人の姿となって登場。町娘、武士の扮装ビジュアルのほか、遊び心あふれるSNSの投稿画面が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。
第17回「乱れ咲き往来の桜」では、商売繁盛の蔦重(横浜流星)の新たな幕開けともいうべきエピソードが展開。蔦重は青本など10冊もの新作を一挙に刊行し、耕書堂の認知度は急上昇。もはやアイドル状態に。その様子を案内していたのが、町娘に変身した九郎助稲荷。初回登場時には九郎助稲荷が花魁に化けてスマートフォンを片手に吉原を案内する様子が反響を呼んだが、今回もスマホを手に耕書堂の盛況ぶりを実況中継。尻尾を振り振り、ウキウキとした可愛らしい姿に「久しぶりの九郎助稲荷様」「またスマホ持ってる」「稲荷様のインスタw」「コンでたw」など歓声に沸いた。
なお、投稿画面には耕書堂の前で撮影した自撮り写真と共に「吉原の耕書堂にきたよ」「コンでた…」の文字。アカウント名は「稲荷_kurosukey」で、1201件のいいね!がつけられている。スマホはホルダーに入れられており、裏面に「FOX」などのシールが貼られている。他に「布袋samada」「江戸_oishii」「hinagata_若菜」などのアカウントも並び、細かな遊びが見られた。
また、ある時は九郎助稲荷が武士に化けて田沼意次(渡辺謙)と並ぶ場面もあり「九郎助稲荷が男装してる」「なんてかわいいの」「九郎助稲荷の大サービス!」「江戸城まで入れるんか」「何だ今の演出」「神出鬼没」「月代似合いすぎw」と視聴者を沸かせていた。
九郎助稲荷も感嘆していたが、蔦重が凄いのは、市中に頼らない販売ルートを開拓したこと。信濃の熊野屋(峰竜太)ら豪商たちに意見を乞うことで本作りに関わらせ、味方につけることに成功した。鶴屋(風間俊介)や西村屋(西村まさ彦)ら市中の本屋をギャフンと言わせる蔦重の快進撃に「天才すぎる」「気持ちがいい」「蔦重のマーケティング力」「人たらし」と称賛が集まった。(石川友里恵)


