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監督の実体験に基づく衝撃作!入国審査の恐怖描くサスペンス映画『入国審査』日本上陸

『入国審査』ポスタービジュアル
『入国審査』ポスタービジュアル - (C) 2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

 短期間で撮影された低予算作品ながら、世界各国の映画祭を席巻したスペイン発のサスペンス映画『入国審査』が、8月1日より新宿ピカデリーほかにて公開されることが決まった。併せてポスタービジュアルと特報が公開された。

【動画】他人事じゃない…入国審査の恐怖描いた特報映像

 本作は、ニューヨークの空港を舞台に入国審査を待つディエゴとエレナのカップルが、なんの説明もないまま別室に連行され、不可解な尋問を受ける様子を描いた深層心理サスペンス。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずの幸せなカップルが、なぜ入国審査で止められたのか? 審査官は何かを知っているのか? 予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が二人の間に沸き起こる。

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 監督・脚本を担当したのは、アレハンドロ・ロハスフアン・セバスチャン・バスケス。本作は、監督自身が故郷ベネズエラからスペインに移住した際の個人的な実体験に着想を得て制作されたもの。長編映画初監督作品ながら、SXSW国際映画祭2023に正式出品され、第39回インディペンデント・スピリット賞では新人作品賞・新人脚本賞・編集賞にノミネート。また、アメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」では、批評家スコア100%、観客スコア97%(4月30日時点)の高評価を獲得している。

 特報では、ディエゴとエレナが入国審査でパスポートを見せるも入国できず、別室へと連れていかれる様子が映し出される。密室での尋問が始まり、鋭い目つきの審査官が「(スマホの)電源を切って座りなさい」「こちらの質問にだけ答えて」「アメリカに来た理由は?」と二人を高圧的に問い詰める様子が収められている。ポスターは、戸惑いの表情を浮かべるディエゴとエレナ、審査官の後ろ姿が切り取られており、「その答えがあなたの人生を左右する」というコピーと相まって緊張感あふれるビジュアルとなっている。 (加賀美光希)

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