ウルトラマンアーク戸塚有輝、ウルトラマンオメガ近藤頌利にバトンタッチ!

大人気シリーズの劇場版『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』のグランドフィナーレ舞台あいさつが17日に新宿ピカデリーで行われ、主人公・飛世ユウマ(戸塚有輝)から、新シリーズ「ウルトラマンオメガ」の主人公・オオキダ ソラト(近藤頌利)へのバトンタッチが行われた。この日は石堂シュウ役の金田昇、夏目リン役の水谷果穂、伴ヒロシ役の西興一朗、監督の辻本貴則が出席したほか、ユピーの声を担当する声優の広瀬裕也もサプライズで登壇した。
【画像】一緒に変身!『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』グランドフィナーレ舞台あいさつの様子
特撮ドラマ「ウルトラマンアーク」の劇場版となる本作は、時空をゆがめられた超次元の中で、大怪獣や邪悪な宇宙人、そして黒いアークの姿をした謎の巨人・ギルアークとのバトルが展開する。2024年7月から放送が開始されたテレビシリーズも今年1月に最終回。その勢いのままに2月21日から劇場版が公開され、このたび本作最後の劇場上映を飾る「グランドフィナーレ舞台あいさつ」が行われることになった。
この日は大勢の子供たちが来場するということで、俳優ではなく“劇中の登場人物が登壇するイベント”という体で実施された。熱気あふれる満員の会場にやってきたユウマ(戸塚)は、「2月21日からいろんなところに行って今の気持ちを伝えさせていただきましたが、それも今日が最後だと思うと寂しい気持ちがあります」としみじみ。「今だから言えること」というお題のトークでは、それぞれが「リン的には……」「所長的には……」「ユピー的には……」という前置きで話し出し、会場を沸かせた。
その流れで「シュウ的には……」と切り出した石堂(金田)は、いつもスーツ姿のため、「一度でもいいからSKIP(ユウマが所属する怪獣防災科学調査所)のジャンパーを身に着けたかった」と熱望。すると隣の伴所長(西)が自分の着ているジャンパーを脱いで手渡しし、受け取った石堂は「こんな感じだったんですね。わたしもこれで現場に行きたかったですが、うれしい瞬間になりました」と笑顔を見せた。
そんな中、新シリーズ「ウルトラマンオメガ」の主人公・オオキダ ソラト(近藤頌利)が登場。ソラトが直接ファンと対面するのは、情報発表以来初めてということで、会場は大盛り上がりとなった。ステージに登壇したソラト(近藤)は、「人がいっぱいですね。こんなに人を見ることがなかったので、ソワソワします」と打ち明けた。
そして先輩たちに、「地球で過ごすために使いやすい言葉を教えてほしい」とリクエスト。「ありがとう」「円谷」「ソラトにおまかせ!」「いい天気だね」「コーヒー大好き」といった有益な言葉が次々と飛び出す中、ユウマ(戸塚)が「想像力を解き放て!」という変身の際に使用する言葉をプレゼント。そして「一緒に変身しませんか?」というユウマの提案に、「解き放っちゃいますか!」とソラト(近藤)。大勢のファンの前で変身ポーズを披露した。
そんなイベントを振り返り、ソラト(近藤)が「“ありがとうございました”。さっそくこの言葉を使わせていただきました。オメガの物語が早速始まります。先輩たちがいるからオメガも頑張ることができます。引き続き応援お願いします」と語ると、ユウマ(戸塚)も「ウルトラマンアークは想像力を大事にするウルトラマンですが、想像力は誰のものでもなく、みんな等しく持っているもの。きっと未来にも想像力を持ったカッコいいウルトラマンが生まれていると思いますが。そこの隣に立っているのがアークだったらどうだろうなと想像しています。これからもアークを楽しんでくれる人がいると思います。今日は一区切りになると思いますが、ありがとうございました」と会場に呼び掛けた。(取材・文:壬生智裕)
『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』はTSUBURAYA IMAGINATIONにて配信中
「ウルトラマンオメガ」は7月5日よりテレ東系6局ネットにて放送&配信予定


