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田中麗奈、相手役俳優にファンだったと明かされ赤面

公開記念舞台あいさつでの田中麗奈
公開記念舞台あいさつでの田中麗奈

 女優の田中麗奈が映画『東京予報 -映画監督外山文治短編作品集-』の公開記念舞台あいさつに出席した。本作の一編『名前、呼んでほしい』に主演している田中は相手役を務めた遠藤雄弥からファンだったと告白され、「赤くなっちゃう」と赤面した。

【画像】田中麗奈のファンだったという遠藤雄弥

 本作は外山文治監督が、現代の東京を舞台に「かたすみのひかり」をコンセプトに描いたオムニバス映画。田中の主演する『名前、呼んでほしい』ほか、『はるうらら』『forget-me-not』の3編の短編から成る。田中、遠藤のほか、星乃あんな河村ここあ内海誠子イトウハルヒ宇野愛海が登壇し、MCを外山監督が務めた。

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 田中は、夫と子供のいる沙穂役。既婚者の涼太(遠藤)に、1日だけ夫婦として過ごして不倫関係を解消しようと提案するヒロインを熱演している。撮影は「すごく楽しかったです」と笑顔を見せると、「遠藤さんは以前から映画を拝見していてずっとご一緒したかった方だったんです。誰もができるようなものではない役をたくさんされていて、その方がラブストーリーに出演するとどんなお芝居をされるんだろうってすごく興味がありました」と遠藤との共演に期待を寄せていたと振り返る。

 阿佐ヶ谷でのデートシーンでは、遠藤とアドリブの芝居に挑戦したそう。「出たとこ勝負でエチュードのような感じで撮影をしました。セリフもアドリブで、自由に、次はどのお店に行こうって二人で歩いて……」と回顧し、このエチュードの演技が思いのほかうまくいったとのこと。「わたしは自分の思いをはっきり表現できる役柄ではなかったんですけど、あの日、あの時間、あの場所で自分の思いを解放でき、素直な自分を表現することができた。そのひと時が夢のようでした」と話した。

 遠藤はこれに恐縮の表情で、「僕の方が夢のようでした」とうれしそうにコメントし、突然田中のファンだったことをカミングアウト。遠藤は「10代の時、好きな女優を聞かれると田中麗奈って答えていたんです。撮影の話が来た時はついに来たかって……。それを外山さんに言ったら、外山さんも『僕もだ』って言うんです。撮影中は監督とどっちが田中さんへの愛が強いかを話したりしていました(笑)」と照れくさそうにコメント。

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 エチュードのシーンについても遠藤は「本当に全ての撮影がハイライト、夢のようで、阿佐ヶ谷でのデートのシーンも、食べたおでんの味が全くしませんでした」と打ち明けて笑わせた。外山監督も「自分も『今、田中麗奈さんを撮っている』って、素に戻る瞬間があった」と振り返り、田中を「うれしい」と赤面させた。

 田中は「繊細な心の通い合いを遠藤さんと一緒に表現できました。自分も自然に、気負わず演技ができました」としみじみとコメント。遠藤も「見どころは田中麗奈です。受けのお芝居が上手な方という印象でしたが、今回は受けだけでなく、放つお芝居が本当に素敵です。すごくハッとされる瞬間が何度もありました」とアピールしていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『東京予報 -映画監督外山文治短編作品集-』は公開中

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