「ウルトラマンオメガ」ヒロインは工藤綾乃　主人公たちと行動するカメ好きの生物学者役

　ウルトラマン新テレビシリーズ「ウルトラマンオメガ」（7月5日スタート、テレ東系列6局ネットほか）のヒロイン、イチドウ アユム役を俳優の工藤綾乃（くどう・あやの／28）が務めることが明らかになった。

【画像】記憶をなくしたウルトラマン！新たな光の巨人・ウルトラマンオメガ

　「ウルトラマンオメガ」は、記憶を失った宇宙人オメガ＝オオキダ ソラトが、赤き宇宙ブーメラン「オメガスラッガー」をシンボルに持つ光の巨人・ウルトラマンオメガに変身し、次々と出現する巨大生物「怪獣」に立ち向かう物語。主人公ソラトを近藤頌利、ソラトのバディとなるホシミ コウセイを吉田晴登が演じる。

　イチドウ アユムは、「国立自然研究センター」に勤める生物学者で、夢に向かってしっかりと歩みを進める真面目で活発な女性。日本の絶滅危惧種に関する研究を続けながら、怪獣が出現した時は、政府に協力して調査を行う。実家が動物病院で、その影響で動物の保護活動に目覚める。子供の頃から生き物に慣れ親しみ、動物の中でも爬虫類（特にカメ）が好き。保護活動をしながら南の島でカメを眺めて過ごすのが将来の夢。ある怪獣事件の現場で、ソラトとコウセイと運命の出会いを果たし、“アユ姉”と呼ばれながら行動を共にすることに。怪獣事件を追う中で、怪獣と人類の新たな関係性について考えていく。

　工藤は1996年5月28日生まれ、宮崎県出身。2009年に開催された「国民的美少女コンテスト」でグランプリに輝き、同コンテスト史上初のモデル部門賞とのダブル受賞を果たした。翌年、映画で初主演を飾り、以降もドラマ・映画を中心に幅広く活躍の場を広げている。

　出演が決定した工藤は、「私は、弟の影響で小さい頃から自然とウルトラマンの世界に触れる機会が多くありました。気がつけばウルトラマンは私にとって、とても身近で大切な存在でした。そんな幼少期から親しんできたウルトラマンの世界に、今こうして自分自身が関わることができるというのは、まさに夢のようで、とても光栄なことです」とコメント。「アユムを演じることを通じて、アユ姉の芯を貫く強い性格と、しっかり地を踏んで歩む姿に、私自身も影響を受けました。全世界の子供から大人まで楽しめる作品です。今夏から本当にたくさんの方に届いてほしい作品です！　お楽しみに！」と呼びかけた。（編集部・倉本拓弥）