「べらぼう」コンサート、東京と神戸で開催 ゲスト出演も

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の名場面と音楽で綴るオーケストラ・コンサートが、7月8日に東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル、8月10日に神戸国際会館こくさいホールで開催されることが決定した。
本作は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴、東洲斎写楽らを世に送り出し、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星)を主人公にしたストーリー。脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子、語りを綾瀬はるかが務める。
昨年11月には、吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」コンサートを開催。同作はクライマックス直前のタイミングで開催されたが、「べらぼう」は折り返し地点となるタイミングで行われることとなった。
「べらぼう」の音楽を手掛けたのは、アメリカ・バージニア州出身の作曲家ジョン・グラム。1993年に映画『フルコンタクト』(リック・ジェイコブソン監督)で作曲家デビュー。映像作品やゲーム作品の音楽を数多く手掛け、大河ドラマ「麒麟がくる」(2020~2021)の音楽も担当した。
本公演は、指揮者・横山奏を迎え、東京公演はフィルハーモニー交響楽団、神戸公演は大阪交響楽団が演奏。演奏曲は、メインテーマの「Glorious Edo」をはじめ、「Alchemist(江戸の錬金術師)」「Gambler(山師)」「べらぼう紀行」などを予定。東京公演では、音楽を担当したジョン・グラムもスペシャルゲストとして出演。そのほかゲストの出演もあり、詳細は後日発表される。チケットの一般発売は6月14日10:00から。詳細は公式サイトで確認。(石川友里恵)


