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高橋一生&渡辺監督『岸辺露伴は動かない』荒木飛呂彦からのアイデアに感激「始めたころには想像もできませんでした」

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』渡辺一貴監督と高橋一生
『岸辺露伴は動かない 懺悔室』渡辺一貴監督と高橋一生

 俳優の高橋一生が5日、TOHOシネマズ日本橋で行われた映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』大ヒット御礼アンコール舞台あいさつにメガホンをとった渡辺一貴監督と共に登壇。高橋は、渡辺監督との6年間を振り返ると共に、本作での、原作者・荒木飛呂彦との特別なエピソードについて語った。

【画像】荒木飛呂彦]のアイデアスケッチ【ネタバレ】

 本作は、荒木原作の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズから生まれたスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」シリーズの実写映画化第2弾。原作のエピソード「懺悔室」を元に、特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴(高橋)がイタリア・ベネチアで遭遇する奇妙な呪いを描く。

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 5月23日に公開がスタートすると、さまざまな映画レビューコーナーでも軒並み高い評価を受けている本作。高橋は「こんなにも皆さんが注目してくださって、反響が多くいただけていること、ありがたく思っています」と感謝を述べると、司会者から特に映画オリジナルエピソードへの称賛が多いことが言及される。

 すると渡辺監督は「原作をアレンジさせていただいた部分で、荒木先生から具体的なアイデアをいただいたか所があるんです」と告白し、スクリーンに荒木直筆のラフスケッチが映し出される。イベントは上映前に行われたため、渡辺監督はネタバレを気にしつつも、劇中のあるキャラクターが死ぬシーンに触れ、荒木からもらったアイデアについて説明した。

 渡辺監督は「シリーズを6年やってきましたが、先生からアイデアをいただいたのは初めてのことでした」と驚きを述べると、高橋も「この作品を始めたころには想像もできませんでしたよね」と渡辺監督の方を向き「この場面を飛呂彦先生の漫画だったらどう描写するんだろう……というのも興味がありますよね」と楽しそうに語っていた。

 高橋は渡辺監督とのタッグについて「基本的に6年間、何も変わっていないのかな」と感想を述べると「言葉というのは思いを伝えるための大切な道具なのですが、ともするとすれ違ってしまう可能性もある。でも一貴さんとの関係性には多くの言葉は必要ないんです」と絶大なる信頼を寄せると、渡辺監督も「荒木先生の絵のアプローチが少しずつ変化していくのを目の当たりにすると、一生さんのことを知っていくというよりも、知らないことが増えていく感覚になるんです」とまったく飽きることなく高橋一生という俳優が探求したくなる存在であることを強調していた。

 この日は作品のファンから質問コーナーも。次の作品の舞台やエピソードなどへの期待を含んだ質問に対して、高橋も渡辺監督も楽しそうに答えていた。(磯部正和)

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