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飯豊まりえ、犬嫌いの設定もオファー即決 犬ファーストの撮影で学び

大東駿介、飯豊まりえ、柴犬の「のこ」
大東駿介、飯豊まりえ、柴犬の「のこ」

 俳優の飯豊まりえが17日、NHK放送センターで行われたドラマ「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」(NHK総合で9月30日スタート、毎週火曜よる10時~ほか)完成試写会に主演の大東駿介をはじめ、柴犬・福助役の「のこ」、内藤愼介プロデューサーと共に出席。劇中、犬嫌いの設定の役を演じた飯豊だが、実際は大の犬好きで「ワンちゃん、柴犬のドラマ」と聞いて二つ返事でオファーを受けたことを明かした。

【画像】大東駿介&飯豊まりえ、柴犬のこと完成試写会の様子

 本作は、片野ゆかの「平成犬バカ編集部」に基づくハートフルストーリー。ヒット雑誌を作り出したものの、自分のエゴだけで仕事をしていた雑誌編集長の相楽俊一(大東)が部下に見捨てられたあと、起死回生を狙う柴犬専門の雑誌で、犬によって自らの行動を振り返り、人間関係を再構築していく。

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 釣り雑誌を担当していたものの、やり方に嫌気がさし、柴犬専門雑誌「シバONE」に配属になった編集者・石森玲花を演じた飯豊。劇中では、犬が苦手な設定だが「本当は犬が大好きで、ワンちゃん、柴犬のドラマと聞いたときには『ぜひ』と二つ返事でした」と前のめりで作品に参加したそうで、「撮影期間も夏の暑い時期は外での撮影を避けるようにしていたり、いろいろ考慮してワンちゃんの負担にならないように行っていたんです」と“犬ファースト”の現場だったことを明かす。

 そうは言っても撮影スケジュールがタイトになることも。そんななか飯豊は「ワンちゃんたちがとてもマイペースで、のんびりとしていたので、私たちも癒やされながらの撮影でした。とても助けてもらったね」と、この日登壇した「のこ」に笑顔で目配せ。

 さらに飯豊は「ここで振り向いて欲しい、ちょっと立ち止まってほしい」という監督の思いに「分からないじゃないのかな」と思っていたというが、その通り演技をする姿に「本当にすごいな」と驚いたという。特に飯豊が撮影中に心配なところがあった際「私の顔を見て(のこが)『大丈夫だよ』とウインクしてくれたんです」というエピソードも披露していた。

 「自宅でも実家でも幼いころからワンちゃんと一緒に過ごしてきた」という飯豊。それでも撮影で犬と長い時間を共にすることは初めてだったという。「どのように接したらいいんだろう」と最初は不安を感じつつも「とてもマイペースで、気を使わないでも平気だと教えてくれました。とても学ぶことが多かった撮影でした」と犬と共に過ごした時間を振り返っていた。(磯部正和)

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