朝ドラも話題の中島歩が木曜劇場初出演!主人公の交際相手でとんでもない秘密を抱えるエリートに

木村文乃主演、ラウール共演のフジテレビ7月期木曜劇場「愛の、がっこう。」(毎週木曜22時~22時54分)の追加キャスト6名が発表され、NHK連続テレビ小説「あんぱん」も話題の中島歩が、木村演じる高校教師の交際相手役で出演することが明らかになった。中島にとって木曜劇場枠への出演は初。演じるのは大手銀行に勤務するエリートで、とんでもない秘密を抱える役どころで、中島は台本を読んだ印象を「ここまで良い人が出てこないのも珍しいなと思いました。そして先が読めません」と語っている。中島のほか田中みな実、りょう、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹の出演が発表された。
本作は、堅い家庭で育った生真面目な高校教師・小川愛実(おがわ・まなみ/木村文乃)とホストのカヲル(ラウール)が出会い、秘密の“個人授業”を続ける中で惹(ひ)かれ合っていくラブストーリー。ドラマ「白い巨塔」、「昼顔」シリーズなどのヒットドラマを生んだ脚本家・井上由美子と演出・西谷弘が再びタッグを組む。
中島が演じる愛実の交際相手・川原洋二(かわはら・ようじ)は、大手企業の執行役員を務めた父と専業主婦の母にひとり息子として育てられ、一流大学を卒業し大手銀行に勤務している。愛実とは、父親同士が大学のゼミ仲間で半ば強制的に交際が始まった。爽やかな外見と柔らかい物腰のハイスペック男子だが、愛実は彼に「父親同士の紹介で知り合ったことは内緒にしませんか?」と提案され、迷いを感じている。そして、川原にはある秘密がある。
中島は、美輪明宏演出・主演の舞台「黒蜥蜴」(2013)で俳優デビュー。近年では「不適切にもほどがある!」(TBS系・2024年1月期)、「ガンニバル シーズン2」(2025・ディズニープラスにて配信中)などのドラマに出演。現在放送中の連続テレビ小説「あんぱん」ではヒロイン(今田美桜)の夫で一等機関士の若松次郎を好演し、話題を呼んでいる。
3年連続木曜劇場レギュラー出演となる田中は、愛実の高校時代からの親友でテレビ局の報道センターで働く町田百々子(まちだ・ももこ)に。17年ぶりの木曜劇場レギュラー出演となるりょうは、カヲルの毒親・香坂奈央(こうさか・なお)に。木曜劇場2クール連続出演となる筒井は、いつも夫の顔色をうかがっている愛実の母・小川早苗(おがわ・さなえ)に。中島と同じく木曜劇場初出演の酒向は、川原との結婚こそが娘の幸せだと信じて疑わない愛実の父・小川誠治(おがわ・せいじ)に。沢村は、カヲルが所属するホストクラブ「THE JOKER」の社長で、時に優しく時に厳しい姿勢でホストたちに慕われる松浦小治郎(まつうら・こじろう)にふんする。
プロデュースの栗原彩乃(フジテレビ ドラマ・映画制作部)は、キャスティングについて「主人公たちの道ならぬ恋に味方するのか? はたまた引き裂くのか? …二人を取り巻く個性豊かな面々を豪華なキャスト陣が演じてくれることになりました! ただでさえ“バリキャリ”、“エリート男子“、“毒親”など…型にはめるような言葉では説明がつきようもない、一癖二癖あるキャラクターたちばかり。それを実力ある皆さんが、自らアイデアを持ち込んで遊び心も満載に演じてくださっていて、なんとも人間くさく味わい深いがキャラクターたちが誕生しています。田中さん、中島さん、りょうさん、筒井さん、酒向さん、沢村さんが画面に登場するだけで“次は何をしてくれるんだろう?”とワクワクすると思います!波乱の恋を盛り上げる、彼らの一挙手一投足にご注目いただきたいです」とコメントを寄せている。
中島のコメント全文は下記の通り。(石川友里恵)
中島歩
Q:台本をお読みになったご感想をお聞かせください。
「ここまで良い人が出てこないのも珍しいなと思いました。そして先が読めません」
Q:川原をどのような人物と捉えていらっしゃいますか?また、演じる上でどのようなことを心がけていらっしゃいますか?
「川原さんはともするとすごく変なヤバイ人になって同情の余地がなくなってしまう役ですが、しっかり人間味を感じていただけるように取り組んでいます。また滑稽に見えたら尚(なお)いいなと思っています」
Q:2度目の共演となる木村文乃さんの印象について。
「木村さんは2度目の共演で年齢も近いからか、とてもリラックスしていられるので、いろんなアイデアが試せて楽しいです。木村さんを困らせてないといいですが」
Q:見どころなど視聴者の方へメッセージ。
「このドラマの登場人物は自分の気持ちに素直な不良ばかりです(笑)。それを眺めることはつらかったり苦しい気持ちになるかもしませんが、その先に痛快と感じていただけたら本望です」