新田真剣佑が9年ぶり日曜劇場出演、初の医師役 松本潤主演「19番目のカルテ」追加キャスト発表

松本潤主演のTBS7月期日曜劇場「19番目のカルテ」(毎週日曜よる9時~)の追加キャスト3名が12日に発表され、新田真剣佑が約9年ぶりに同枠に出演することが明らかになった。富士屋カツヒトの連載漫画を原作とした医療ドラマで、新田が初の医師役に挑戦。同じく木村佳乃、田中泯も医師役として出演する。
【画像】「19番目のカルテ」新田真剣佑・木村佳乃・田中泯ビジュアル
「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」などの作画を手掛ける富士屋カツヒトの漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」が原作、ドラマ「コウノドリ」シリーズの坪田文が脚本を手掛ける本作。松本演じる19番目の新領域である総合診療科の医師・徳重晃が、「問診」により患者と向き合い、時には患者の話に隠された嘘を見抜きながら、病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出していく姿を描く。主演の松本のほか、徳重と同じ魚虎総合病院の整形外科で働く新米医師・滝野みずき役に小芝風花が決定している。
徳重と深く関わる面々として、新たに新田真剣佑、木村佳乃、田中泯の出演が発表。新田が演じるのは、魚虎総合病院の外科部長の息子で、外科医の東郷康二郎。康二郎は、若くして数々の手術をこなし、その確かな腕と冷静な判断力は病院内でも一目置かれる存在。常に心情に流されることなく合理的に物事に対処する康二郎は、時間がかかってでも患者にとっての最善を見つけようとする徳重とは真逆の考えの持ち主でもある。
新田は近年、Netflixの実写ドラマ「ONE PIECE」(2023)や、主演映画『聖闘士星矢 The Beginning』(2023)などでハリウッドで活躍。日曜劇場への出演は「仰げば尊し」(2016)以来となる。
新田は「今回初めて医師役に挑戦させていただきます。僕が演じる東郷康二郎は松本さん演じる徳重とは真逆の人物で、物事を合理的に対処する性格です。その性格の根源には、同じ病院で外科部長を務めている父の存在があります。父への葛藤、徳重との衝突、といった様々なことを乗り越え、東郷康二郎が医師として成長していく姿にご注目ください」とコメントを寄せている。
同じく魚虎総合病院で働く小児科医の有松しおり役に、松本と初共演となる木村佳乃。徳重の恩師で現在は島の医師として働く赤池登役に、現在公開中の映画『国宝』で人間国宝の歌舞伎役者を演じるダンサーの田中泯。日曜劇場への出演は「A LIFE~愛しき人~」(2017)以来となる。
木村、田中のコメント全文は下記の通り。
木村佳乃
日々楽しんで撮影しております。初めてご一緒させていただくスタッフさん俳優さんもたくさんいらっしゃり、まだ緊張しております。いつもお世話になっている小児科の先生を演じることになり、背筋が伸びる思いです。皆さんに楽しんで見ていただけるとありがたいです。
田中泯
僕が演じるキャラクターにはカラダがある。これがそもそもの始まり。このキャラクター(ヒト)には立場がある、面白い。ヒトの立場には、その立つ環境と時代があるわけだ・・・色々考える、これも面白い。ヒトは、僕の言葉とは違う、台本に書かれたヒトの言葉で、声を出し始める。「いくつになっても迷うもんは迷う」その通りだ。でも「面白い!」こんな具合に言ったことはまだ無い。どんなヒトに僕はなっていくのか……これって、成長なのかしら?


