岩橋玄樹、BLドラマで同い年の相馬理と意気投合

King&Princeの元メンバーで現在はアーティストとして活躍中の岩橋玄樹が12日、都内で行われた連続ドラマ「恋愛ルビの正しいふりかた」(7月13日よりTOKYO MX1でスタート、毎週日曜25:05~25:35放送)の制作発表記者会見に相馬理と登壇した。岩橋にとって約7年ぶりの地上波ドラマ主演となり、心境を聞かれると「オファーをもらった時は素直に嬉しかった。このドラマでお芝居をする楽しさとか、新しい自分を知ることができる。ワクワクしましたし、実際、撮影もとても楽しかったです」と話した。
【トークノーカット】岩橋玄樹&相馬理、制作発表記者会見の様子
本作はおげれつたなかのBL漫画に基づくラブストーリー。岩橋はKing&Princeの高橋海人(高=はしごだか)、神宮寺勇太とトリプル主演を務めた「部活、好きじゃなきゃダメですか?」(2018・日本テレビ系)以来の地上波ドラマの主演となった。
岩橋が演じるのは元陰キャながらトップスタイリストという二面性を持った主人公・鈴木弘。岩橋は「陰キャという設定で、昔の弘だったらこう、今だったらこう思うんだろうなというのを考えながらお芝居をさせてもらいました」と撮影を振り返る。「完璧で誰もが憧れるようなスタイリストの役でもあるので、カメラが回っていない時も完璧でいようと、かっこいい弘を演じ続けていたんです。でも、素の岩橋玄樹が時々出てきて、ぼーっとしているのを見られて、スタッフに笑われたりしました」と舞台裏に触れる。
相馬とは初共演だったが、同い年であったことからすぐに仲良くなったそう。「僕自身人見知り。最初どうやって仲良くなろうかと思った時に同い年というのが大きかった。その中でお互いの好きなことを話し合ったりしました」と初見の際の心境を述懐。「お互いスポーツが好きだとわかり、よくスポーツの話をしました。一分でも時間があると、野球やサッカーを見たり。楽しかったです。いい関係性ができたと思います。相馬さんの素敵な笑顔で現場が和んでいました」と話す。
対する相馬が演じるのは、鈴木の高校時代の「黒歴史」である鷲沢夏生。ドラマは二人がすれ違いながらも少しずつ心を通わせ、恋に落ちる様を描く。相馬は「BLは初めてでわからないことだらけだったのですが、自分にとっては新しい挑戦だし、実際いい経験がたくさんできたと思います」と述べ、演じる夏生についても「ちょっとバカっぽくて猪突猛進。でも人には愛を持って接する非常に優しい男の子だなと思いました」と振り返った。
岩橋の印象についても、相馬は「カメラが回っていない時の気遣いなどはさすがだなと思いました。誰がされてもキュンとするだろうなと思いました」と話し、岩橋の人柄を絶賛。また、自身が出演したスーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」の出演メンバーである宮澤佑や葉山侑樹から本作の出演を祝福されたことも報告。「おめでとうと言われました。嬉しかったです」と笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)


