「キャスター」笑顔と涙のオールアップ 最終回を前にキャスト陣のコメント公開【全文】

15日夜に最終話が放送される、TBS系日曜劇場「キャスター」(毎週日曜よる9時・最終話は20分枠大)のクランクアップの様子と、主演の阿部寛をはじめとするキャスト陣のコメントが公開された。
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「キャスター」は、民放テレビ局JBNの報道番組「ニュースゲート」を舞台に、型破りなニュースキャスター・進藤壮一(阿部)が、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。進藤に振り回されながらも報道の道を歩む、総合演出の崎久保華を永野芽郁が、新米ADの本橋悠介を道枝駿佑が演じた。最終章では、原子力関連施設が集中する芦根村を舞台に、進藤が、父・松原哲(山口馬木也)の死に関わる、43年前の出来事の真相に迫る。
最後のシーンを撮り終えた阿部は、キャスター・進藤役について「非常に悩みましたし、難しい役でした」と心境を吐露。そのうえで「あれだけの豪華なセットを用意していただき、キャストやスタッフの方たちに支えていただき本当に感謝しています」と、スタッフや共演者への感謝の言葉を述べた。
花束を手に涙も見せた永野は「阿部さん演じる進藤さんの姿を見て、とても日々刺激を受けていて、こんな人が日本中にいたらいいのに! と本気で思いながら過ごしていました」と語り、爽やかな笑顔見せた道枝は「すごく皆さんの温かさを感じた現場でしたし、終わってほしくないと思っていましたが、いよいよその時が来てしまい寂しいです。“キャスターロス”になると思います」とオールアップの寂しさを語った。
さらに、JBNのメンバーたちや、進藤の娘・横尾すみれを演じた堀越麗禾、内閣官房長官・羽生剛役の北大路欣也、そしてJBN会長・国定義雄役の高橋英樹まで、ドラマを彩ったキャスト陣がクランクアップ。それぞれが、笑顔で撮影を終えた心境を語っている。
8日に放送された、最終前話となる第9話で、仲間の死という衝撃的な出来事に直面した進藤(阿部)だが、真実を追うことをやめずに取材を続け、事件の真相を求めてJBN会長・国定義雄(高橋)へとたどりつく。国定の机には、なぜか進藤の父・哲(山口)が持っていたはずのライターが。かつて進藤の父の命を奪ったのは国定なのか。43年前の真実が明かされる。
各キャストのクランクアップコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
「キャスター」クランクアップコメント
<阿部寛コメント>
このドラマのお話を伊與田プロデューサーからいただいたのも何年か前なんですけれど、「キャスター」という役は、演じてみて非常に悩みましたし難しい役でした。それでも、あれだけの豪華なセットを用意していただき、キャストやスタッフの方たちに支えていただき本当に感謝しています。こういう贅沢な撮影をさせていただくのがとても光栄でした。ありがとうございました!
<永野芽郁コメント>
阿部さん演じる進藤さんの姿を見て、とても日々刺激を受けていて、「こんな人が日本中にいたらいいのに!」と本気で思いながら過ごしていましたし、やっぱり自分自身は作品に携わることが本当に好きなんだなと感じながら毎日を過ごしました。みなさんに本当に感謝しています。ありがとうございました!
<道枝駿佑コメント>
約4か月間本当にありがとうございました! 今年の1月から毎日現場に行くのが本当に楽しみで、すごく皆さんの温かさを感じた現場でしたし、終わってほしくないと思っていましたが、いよいよその時が来てしまい寂しいです。これから「キャスターロス」になると思うんですけれど、しっかり切り替えていけたらと思います。
<月城かなとコメント>
早朝から深夜まで作品に全てをかけていた阿部寛さん率いるこの現場に携われたことを本当に幸せに思っています。キャスト、スタッフ、エキストラのみなさま、たくさん助けていただきありがとうございました。
<木村達成コメント>
とても個性的な役をいただきありがとうございます。最後まで楽しく尾野順也を演じさせていただきました。ありがとうございました。
<キム・ムジュンコメント>
撮影中、みなさんが色々なことを優しく教えてくださったので、とても幸せでしたし楽しかったです。本当にありがとうございました。
<佐々木舞香コメント>
回を増すごとに「ニュースゲート」の一員になれたような気がして、とても充実した毎日でした。またみなさんとご一緒できるように頑張ります。
<ヒコロヒーコメント>
スタッフやキャストのみなさんがそれぞれ情熱を持って、いい作品を作ろうとしている空気に私も刺激を受けさせていただきました。どうか10話まで撮影完走してください。私も完成を楽しみにしております。
<堀越麗禾コメント>
このドラマに横尾すみれという役で携わることができて凄く嬉しかったですし、たくさんのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。
<山口馬木也コメント>
歴史ある日曜劇場に出させていただいてとても光栄ですし、何より忘れられないのは、高橋英樹さん、北大路欣也さん、山本學さんといったレジェンドの方々とご一緒できたことです。
<相築あきこコメント>
日曜劇場に参加させていただき本当に嬉しく思っています。とても温かい現場で素敵なキャスト・スタッフの皆様に支えられ楽しく撮影することができました。最終回の放送も楽しみにしております。ありがとうございました。
<馬場律樹コメント>
撮影はとても楽しくて、オールアップの時は終わってしまうのが寂しかったです。最終回も沢山の方に楽しんでいただけたら嬉しいです! また日曜劇場に出演できるように、これからも頑張ります!
<北大路欣也コメント>
凄く情熱いっぱいのこのドラマに出演させていただいて、英樹さん(高橋英樹)、蓮ちゃん(石橋蓮司)、學さん(山本學)とも本当に久しぶりだし、素晴らしいスタッフの皆様ともご一緒できて、心から感謝しております。
<谷田歩コメント>
日曜劇場に育てられた自分としてはまたこんなに素晴らしい役で戻って来れた事に非常に感激しています。又、今回、最高のスタッフと最高のキャストと共演できて撮影期間はずっと幸せな時間でした。この枠は本当に奇跡のドラマを生むんだと改めて実感出来た作品でした。
<内村遥コメント>
今回は大先輩に囲まれてゼロから勉強させてもらって、もっともっと精進しなきゃなと感じさせていただいた現場でした。これからもテレビドラマの力を信じて頑張りたいと思います。ありがとうございました。
<加藤晴彦コメント>
ちょっとクレームになってしまうのですが、なんていい現場なんだ! 眠っていたものがウズウズするような現場の空気を4か月間感じさせていただき、こんなに腹が立つ位、感謝の気持ちが湧くのは初めてです!
<加治将樹コメント>
キャスト、スタッフ皆さん本当に素敵な現場でした。阿部さんとコンビ的な役どころで阿部さんからも凄く楽しかったというお言葉をいただき感謝感激でした。またご一緒できますよう精進いたします。ありがとうございました。
<玉置玲央コメント>
スタッフのみなさんや共演者のみなさんとの素敵な出会いがたくさんあって、終わるのが本当に寂しくなる現場でした。参加して本当によかったなと思います。おつかれさまでした。
<菊池亜希子コメント>
小学生の娘が放送を見終わったあとも物語や登場人物の心情を振り返っていて、ドラマって凄く人の心に食い込んでくるものなんだなっていうのを、改めて感じながら日々撮影現場に来させていただきました。
<宮澤エマコメント>
まだまだ男社会の世界で強い女性像を演じることができたのは、きっと何かポジティブな意味があったと思います。そんな影響があるといいなと思っています。本当にありがとうございました。
<岡部たかしコメント>
JBNのスタッフ役のみなさんとも打ち解けて仲良くなって、これからもっと楽しくなるのかなと思っていたら最後を迎えてしまいました。オンエア楽しみにしております。ありがとうございました。
<音尾琢真コメント>
僕は日曜劇場が大好きなので、これからも皆さん素晴らしい作品を作り続けてください! どうもありがとうございました。
<高橋英樹コメント>
80代が4人(北大路欣也、石橋蓮司、山本學、高橋英樹)も出てきて、ワイワイ言いながら撮影に励んだことはとっても嬉しかったですし記憶に残ります。素晴らしい作品に参加させていただき、ありがとうございました!


