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「魔物」最終回、伏線回収に衝撃!オダギリジョー、一瞬の出演も話題

最終回より麻生久美子、塩野瑛久
最終回より麻生久美子、塩野瑛久 - (C)テレビ朝日・SLL

 麻生久美子主演のテレビ朝日系ドラマ「魔物」(毎週金曜よる11:15~※一部地域を除く)が13日に最終回を迎え、血まみれ&バイオレンスシーンの連続、そして初回から注目を浴びていた法廷シーンの真相に驚きの声が寄せられた(※ネタバレあり。最終回の詳細に触れています)。

衝撃の真相!最終回場面写真

 テレビ朝日がドラマ「六本木クラス」「スカイキャッスル」に続き、韓国の大手スタジオ・SLLとタッグを組んだ本作。孤独な弁護士・華陣あやめ(麻生)と、魔性の男・源凍也(みなもと・いてや/塩野瑛久)との禁断の愛を軸に、不倫、DV、性など愛と欲望にまつわる過激なテーマが描かれた。最終回では、あやめと凍也の最終決戦が展開。初回で被告席に立ったあやめが「あれは…何のためにおかした罪だったんだろう……?」とつぶやいた裁判シーンの真相が明かされた。

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~以下、最終回のネタバレを含みます~

 「一番悪いのはあやめだよね…」「やっと完璧な女に出会えたと思ったのに」「なのにお前は俺を裏切った。結局はお前も俺を捨てる側の女なんだ」と襲い来る凍也に対し、あやめは「あなたは誰も愛したことなんてない。なのに、私はあなたを愛してた…!」と愛憎入り乱れる思いを吐露しながら抵抗。揉み合ううちに凍也が頭を打って気を失い、ピンチを免れるも、そこへ凍也の妻・夏音(北香那)がやってきたことから事態は思わぬ方向へ向かった。

 劇中、早々に前話のラストで登場した遺体の主が凍也であることが判明するも、犯人の正体のほかその動機に注目する反応が多数。「びっくり」「脳内パニック」「女って怖い生き物」といった驚きもあったが、「つらすぎる」「誰も幸せじゃないのが悲しい」「登場人物みんな切ない」「みんな愛されたかったんだな…」「愛にも色んな形があるんだろう」など、しんみりしたムードに包まれた。

 その先は、パラリーガル・渚来美(宮本茉由)が活躍。犯人には懲役7年の判決が下ったが、話はここで終わらず最上陽子(神野三鈴)の身を巡って衝撃の事実が判明。最終決戦の日、あやめに“凍也に突き落とされた”と訴えた陽子だったが、実は自作自演だったという。しかし、目的のためには手段を選ばない人物として描かれてきた陽子も、最後にはけじめともとれる決断を下した。

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 友情出演として予告されていたオダギリジョーは、“花束を手にした謎の男”として登場。セリフはわずか一言だった。「時効警察」シリーズ(2006~2019/テレビ朝日)、「オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ」シリーズ(2021・2022/NHK)などで麻生と度々共演し、親交を深めてきた二人の隠し玉としての“コラボ”に「ここでオダジョーか」「きたー!」「時効警察コンビ再会」「胸アツ」「え?それだけ?」「贅沢な使い方」と驚きや歓喜の声に沸いた。

 最終日の名田邸での激闘シーンを経た麻生、塩野は、血まみれの姿でクランクアップ。互いに花束を贈り、数か月間の健闘をたたえ合うようにハグを交わすと、麻生は感極まって涙を浮かべながら「あやめという役は、演じていて面白く、とてもやりがいを感じていました。キャストのみなさんも素晴らしい方ばかりで、お芝居していて気持ちも乗ってとてもやりやすかったです」とスタッフ、キャストに感謝。塩野は「僕にとっても麻生さんにとってもチームのみなさんにとっても日韓合作である本作は挑戦的な作品だったと思います。キャストのみなさんのたくましいお芝居に支えられて、僕も凍也として存在することができました。決して明るい作品ではないですが、誰かの心に残るような作品になったらいいなと思っております」と挨拶し、花束を高く掲げて撮了を喜んだ。

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 麻生、塩野のクランクアップコメント全文は下記の通り。

麻生久美子

 あやめという役は、演じていて面白く、とてもやりがいを感じていました。キャストのみなさんも素晴らしい方ばかりで、お芝居していて気持ちも乗ってとてもやりやすかったです。先日、オダギリジョーさんが撮影にいらしたとき、“すごく楽しそうだね”といわれて、“そうなの。この組、最高なの”って、つい本音が出ちゃったのですが、それぐらいスタッフのみなさんがとてもやさしくて面白くて楽しくて…。こんないい“組”はなかなかないなと思って、これからずっとこのチームで仕事をしていきたいぐらい、みなさんのこと大好きだなと思っています。ありがとうございました。

塩野瑛久

 僕にとっても麻生さんにとってもここにいるチームのみなさんにとっても日韓合作である本作は挑戦的な作品だったと思います。難しいことも多々ありましたが、その分、成長することができました。日本のスタッフのたくましさに、韓国のセンスや監督の技量が加わって、『魔物』が生まれたんだなと感じています。キャストのみなさんのたくましいお芝居に支えられて、僕も凍也として存在することができました。決して明るい作品ではないですが、誰かの心に残るような作品になったらいいなと思っております。

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