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実写版『ヒックとドラゴン』V2!『28年後…』は2位デビュー

全米ボックスオフィス考

 先週末(6月20日~6月22日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、実写版『ヒックとドラゴン』が興行収入3,657万7,190ドル(約53億円)で2週連続となる首位に輝いた。ダニー・ボイル監督のサバイバルホラー映画『28年後…』とディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』という2作が新たに公開となったが、危なげなく首位の座を守った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)

【画像】『ヒックとドラゴン』の実写キャラクター&ドラゴンたち

 実写版『ヒックとドラゴン』の累計興収は1億6,006万2,485ドル(約232億円)、世界興収は3億5,973万9,485ドル(約522億円)となった。

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 『28年後…』は予想通りの興収3,000万2,966ドル(約44億円)をきっちり上げて2位デビュー。これはシリーズ最高のオープニング興収だが、製作費も前2作からは大幅に上がっているため手放しでは喜べない。同作は新たな3部作の幕開けを飾る作品で、2作目『28年後…:ザ・ボーン・テンプル(原題) / 28 Years Later: The Bone Temple』は2026年1月16日に全米公開予定だが、ソニーはまだ3作目にゴーサインを出していない。3作目を実現させるためには、『28年後…』が今後も健闘を続けることが求められる。

 『星つなぎのエリオ』は予想を下回る興収2,084万667ドル(約30億円)で3位デビュー。オリジナルアニメーション映画としてはまずまずの成績ながら、大規模公開されたピクサー映画では史上最低のオープニング興収となってしまった。シネマスコアの出口調査ではA評価、アメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」でも批評家84%、観客91%と満足度は高いため、同じピクサーの『マイ・エレメント』のように口コミの良さで巻き返していけるのかが今後のカギとなる。(編集部・市川遥)

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6月20日~6月22日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ヒックとドラゴン』
2(初)『28年後…』
3(初)『星つなぎのエリオ』
4(2)『リロ&スティッチ
5(4)『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
6(3)『マテリアリスツ(原題) / Materialists』
7(5)『バレリーナ:The World of John Wick
8(6)『ベスト・キッド:レジェンズ
9(7)『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン(原題) / Final Destination: Bloodlines』
10(初)『Kuberaa(原題)』

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