劇場版『オリバーな犬』深津絵里、吉岡里帆ら新キャストのクセ強ビジュアル公開！

　オダギリジョーが脚本・監督・編集・出演を務める劇場版『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』（9月26日全国公開）の新キャストを務める深津絵里、吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、高嶋政宏 （高＝はしごだか）のキャラクター詳細とキャラポスタービジュアルが公開された。

【画像】吉岡里帆がジッと見つめる…劇場版『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』キャラクタービジュアル

　本作は、2021年と2022年にNHKで2シーズンにわたって放送された、伝説のテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」の映画版。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平（池松壮亮）だけに、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、「酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさん」に見えてしまい、その着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリが演じる。主演の池松のほか、麻生久美子、本田翼、永瀬正敏、佐藤浩市 、香椎由宇といったドラマ版のキャストたちが続投する。

　今回、新キャスト5人のキャラクターが発表され、一平やオリバーなど、ドラマ版キャラたちとの関係性が明らかとなった。深津が演じるのは、犬の気持ちが分かり過ぎるあまり『動物と会話できる』と噂される超優秀なハンドラー・羽衣弥生。元々は溝口健一（永瀬）と肩を並べる狭間県のエースだったが、現在は隣の如月県のチームリーダーを務めている。鹿賀が演じるのは、漆原冴子（麻生）の父で、A型で犬アレルギーの漆原富章。魚嫌いなのに魚屋を継がされたという悲劇の男だ。吉岡が演じるのは、冴子のいとこで漆原の父・富章から相談を受けているテンちゃん。今は富章の相談より、ナルト型のヘアクリップがお気に入り。森川が演じるのは、溝口の姪で好奇心旺盛なキャラクターのトトちゃん。レトロ自販機のうどんが大好きで、多少遠くてもドライブがてら食べに行く。そして、高嶋が演じるのは“不思議なおじさん”。変わった格好をしているが、妖精だという噂があり、どのように物語に関わってくるのかが注目される。

　キャラクターポスターは、目を閉じて横になっている羽衣、奇抜なファッションでこちらをジッと見つめてくるテンちゃん、意味深な笑みを浮かべる冴子の父・富章、クセのある衣装に身を包んだ不思議なおじさん、ヘルメットを被って好物のうどんを手に持つトトちゃんの姿がそれぞれ描かれたもの。ウォッシュ加工が施されたデザインで統一され、独特の世界観を醸し出すビジュアルとなっている。（加賀美光希）