「マクロス」「アクエリオン」河森正治、初のオリジナル劇場長編アニメ『迷宮のしおり』2026年1月公開決定！

　アニメ「超時空要塞マクロス」「創聖のアクエリオン」シリーズなどで知られる、河森正治監督の初となるオリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』が2026年1月に公開されることが決定し、特報映像が公開された。

【画像】河森正治の伝説『超時空要塞マクロス　愛・おぼえていますか』場面写真

　『迷宮のしおり』は、“歌”と“SF”と“三角関係”という要素を巧みに融合させ、多くのアニメファンを熱狂させてきた河森監督の“三種の神器”をベースに、誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだ“ポップでちょっとホラーな異世界脱出劇”とのこと。

　ごく普通の女子高生・前澤栞（まえざわ・しおり）は、ある日突然スマホが割れ、気が付くと誰もいない異世界の横浜にたどり着いてしまう。しかもスマホを見ると、栞のSNSには身に覚えのない自分の写真が投稿されていて。突如現れた、もう一人の自分の暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出そうとする。

　脚本を「revisions　リヴィジョンズ」『HUMAN LOST 人間失格』に携わった橋本太知が担当し、キャラクターデザインを「マクロス FRONTIER」、『劇場版マクロスF～イツワリノウタヒメ～』（2009）などで河森監督ともタッグを組んできた江端里沙が担当する。

　河森監督は本作について「『迷宮のしおり』は、現代人なら誰もが駆使するスマホを、履歴や個人情報が集積した “もうひとりの自分”として捉えたことから生まれた物語です。 スマホが割れるのは、自分の心が割れることかもしれないーー。 スマホの迷宮に閉じ込められた少女と、現実のヨコハマで暴走し始める“もうひとりの自分”。 “心の異世界”と現実世界を行き来しながら、歌×ホラーで、感情は爆裂し、 スタンプも飛び交うエモーショナルでポップなエンタテインメント作品を目指しています。 自分にとって劇場版としては、初の完全オリジナルストーリーとなる本作。2人の“主人公”の対決の行方をぜひ見届けてください！」とコメントしている。（編集部・入倉功一）