『スーパーマン』超巨大KAIJUとのバトルシーン公開　ゴジラ彷彿の楽曲、ジェームズ・ガンの特撮愛が炸裂

　ジェームズ・ガンが脚本・監督を務めるDC映画『スーパーマン』（7月11日日米同時公開）から、スーパーマンと超巨大KAIJU（カイジュウ）が繰り広げるバトルシーンを切り取った本編映像が公開された。

【動画】スーパーマンvsKAIJU、ジェームズ・ガンの特撮愛さく裂！

　メトロポリスの街に突如出現したカイジュウに応戦するスーパーマンは、弾丸よりも速く飛べるスピードと異次元の腕力で、降りかかる巨大な足を止める。地面に踏みつぶされてしまうスーパーマンを少女が心配そうな目で見守る中、スーパーマンはすぐさま赤いマントをなびかせながら飛行し、カイジュウに強烈なパンチを食らわせる。

　ガン監督はかねてより特撮好きを公言しており、本作のカイジュウについても「特撮から影響を受けています」とシネマトゥデイのインタビューで明かしている。そんなガン監督の特撮愛は音楽にも表れており、カイジュウの登場時には、『ゴジラ』を彷彿させる不穏さと迫力を兼ね備えた重厚なオーケストラ風の楽曲が使われている。

　ちなみに、本作には「Ultraman（ウルトラマン）」と呼ばれるキャラクターも登場することが判明している。ウルトラマンは、光の国から来た同名キャラクターが誕生する少し前の、1964年にコミックスデビューを果たしており、原作ではスーパーマンと瓜二つな見た目の悪役として描かれている。本作には、不気味な黒スーツを身にまとった姿で登場しており、スーパーマンとの関係性について注目されている。（編集部・倉本拓弥）