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【ネタバレ】「アイアンハート」最終話で衝撃サプライズ マーベル重要キャラ&ラストの裏側

画像は「アイアンハート」より
画像は「アイアンハート」より - (c) 2025 Marvel

 マーベル最新ドラマ「アイアンハート」の最終3話(第4話~第6話)が2日、ディズニープラスで一挙配信された。フィナーレを飾る第6話では、主人公リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)に驚きの展開が待ち受けていた。同話で実現した衝撃のサプライズ、リリの結末について、主演のドミニクや製作総指揮のライアン・クーグラー、企画・脚本のチナカ・ホッジが裏側を明かしている。(以下、最終話のネタバレを含みます)

【動画】テクノロジーvs魔法!マーベル最新作「アイアンハート」本予告

 「アイアンハート」は、若き天才発明家リリ・ウィリアムズが、魔法のマントをまとい、2丁拳銃を駆使して戦う悪役フッド/パーカー・ロビンス(アンソニー・ラモス)に立ち向かう物語。最終話では、リリとフッドの対決が決着して幕を閉じるかと思いきや、リリにさらなる“刺客”が待ち受けていた。

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 彼女の前に現れたのは、パーカーに魔法のマントを授けた謎の男。いくつかの呼び名があるといい、リリには「メフィスト」と告げる。メフィストは、親友ナタリーを再び失い、悲しみに暮れるリリに“取引”を持ちかける。

 ラストシーンでは、リリの前にホログラフィックAIではないナタリーが現れ、再会のハグを交わした。リリの腕には、パーカーのように不気味な黒い血管模様が出現しており、親友を蘇らせるために、リリがメフィストの取引に応じたことが示唆された。

 メフィストは、1968年にコミックデビューを果たしたスーパーヴィラン。原作では、名前の通り悪魔のような赤い見た目で、魔術によって圧倒的なパワーを発揮する。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、かねてよりメフィスト登場説がささやかれており、「ワンダヴィジョン」「ロキ」などに登場するのではと予想されていた。
 
 メフィストのMCUデビューが「アイアンハート」になったことについて、チナカは「私一人で決めたことではありません。マーベルからはその判断を下す権限を与えられました」と Entertainment Weekly に明かしている。一方、製作総指揮のゾーイ・ナーヘルハウトは、当初の企画案ではメフィスト登場は検討されておらず「制作を進めるうちに、メフィストが作品のテーマに合っていると気づいた」とVarietyのインタビューで補足している。

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最終話に登場したサシャ・バロン・コーエン - (c) 2025 Marvel

 実写でメフィストを演じているのは、『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』などでおなじみのサシャ・バロン・コーエンだ。彼の起用は、エピソード監督のアンジェラ・バーンズの提案だったといい「彼女が提案してきた瞬間、もう彼以外考えられなくなりました。本人が『やるよ』と言ってくれて本当に幸運でした」とナーゲルハウトは明かす。また、主演のリリは撮影期間中にコーエンの出演を知ったと話しており、「脚本で名前が明かされた時、『あのReddit(掲示板型ニュースサイト)で噂されていた人!? この作品に出るの? やばい、本気なんだ』って感じでした」と当時を振り返った。

 映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』からリリの物語を描いてきたクーグラーは、「『ワンダヴィジョン』でも『アガサ:オール・アロング』でもなく、リリという若き天才の物語で登場することが最高なんです」とメフィストの登場タイミングに納得している。リリはMCUで常に注目されてきた存在で、彼女のポテンシャルを知るメフィストと取引することも「自然な流れ」だと話している。

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 「アイアンハート」のシーズン2は現状予定されていないが、メフィストの登場とリリの結末は今後のMCUに大きな影響を与えるに違いない。ドミニクは「『ワカンダ・フォーエバー』から描かれてきたリリは、“スーパーヒーローであること”に強く執着しているわけではない」と語り、「彼女はその立場を求めているというより、考えながら、自分で選択していく。それぞれの分岐点で意識的な選択をしていく中で、“本当の自分”を見つけ、その結果『アイアンハート』としての存在を確立していきます。ラストの一瞬は、それまでの全てを凝縮し、『天才であり、可能性に満ちた彼女がどんな選択をするのか』というリリの核心を再確認する瞬間なんです」と自身の解釈を明かす。

 メフィストの再登場やリリの今後については「全く知らない(笑)」とクーグラー。「チナカが下す次の展開にも、ケヴィン(・ファイギ/マーベル・スタジオ社長)の次の動きにも、どんな形であれ乗るつもりです。あのラストを観た観客が、次にどんな反応を見せてくれるか楽しみですし、また彼らの姿を観られる日が待ち遠しいです」と今後の展開に期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)

「アイアンハート」ディズニープラスにて独占配信中

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