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新スーパーマン俳優、撮影前に18キロ増量した肉体改造の極意「睡眠は非常に重要」

役づくりでムキムキに!新スーパーマンのデヴィッド・コレンスウェット
役づくりでムキムキに!新スーパーマンのデヴィッド・コレンスウェット - (c) &TM DC(c)2025 WBEI

 DC映画『スーパーマン』で主人公クラーク・ケント/スーパーマンを演じたデヴィッド・コレンスウェットがインタビューに応じ、撮影のおよそ6か月前から始めたという肉体改造の裏側を明かした。

【画像】彫刻のようなビジュアル!新スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェット

 オーディションを経て新スーパーマンに抜てきされたコレンスウェットは、クリストファー・リーヴヘンリー・カヴィルら歴代スーパーマン俳優のように厳しいトレーニングをこなし、強靭な肉体を手に入れた。トレーナーとして彼を支えたのは、メガホンを取ったジェームズ・ガン監督の知り合いであるパオロ・マスシッティだ。パオロは英GQ誌で、コレンスウェットが200ポンド(=約90kg)から240ポンド(=約108kg)まで18キロ増量したと証言している。

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 もともと痩せ型だったというコレンスウェットは、「クリストファー・リーヴがスーパーマンのオーディションから撮影までに肉体改造を行ったのは有名だけど、私もこの役の準備として、自分の身体を変えることをずっと楽しみにしていたんだ」とトレーニングを待ちわびていたとのこと。しかし、実際に課せられたメニューは、想像を絶するものだったという。「道のりはかなり大変だった。ジムでの長時間トレーニングに加えて、食事にも気を遣って、準備して、食べて、消化して、というルーティンの繰り返しだったんだ」

 6か月間の肉体改造を「まるでフルタイムの仕事のような生活を送っていた」と例えたコレンスウェット。筋肉を増大させるワークアウトはもちろん、食生活も見直したといい「食事面で最も大切だったのは、毎日のタンパク質の最低摂取量をきちんと守ることだった」と明かす。

撮影現場でのデヴィッド&ガン監督 - (c) &TM DC(c)2025 WBEI

 「私の場合、1日あたり約250グラムを目標にして、5回の食事やプロテインシェイクにわけて摂取していた(注:デヴィッドと同じ30代成人男性の1日あたりのタンパク質推奨摂取量は約65グラム)。幸い、そこまで厳密な制限はなく、食べられるタンパク源であれば、基本的に何でもOKだった。牛の挽き肉、七面鳥、魚など、その時に食べたいと思ったものを選んで食べていた」

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 「それに加えて、お米もたくさん食べた。私は白米も玄米も大好きだから、それはとても自分に合っていた。野菜は、私が特に好きなブロッコリーを中心にとっていたよ。とにかく、頻繁に、たくさんの量を食べる必要があったから、食事の味が美味しいことが本当に大事だった。味気ない食事や単調な味付けだと、正直あまり食が進まないからね。だから、ソースや調味料も自由に使ってよかった。私はよく醤油やホットソースを使って、食事が美味しく感じられるように工夫していた」

 そして、コレンスウェットが最も気をつけたのが睡眠だ。夜は8~9時間の睡眠、ジムから帰った後も毎日2時間半ほどの昼寝を欠かさなかったという。成長ホルモンが多く分泌されるのが睡眠中で、「筋肉をつけたりトレーニングから回復したりする上で、睡眠は非常に重要なんだ」と語る。

 メンタル面にも大きな効果があるといい、「良質な睡眠に代わるものはないよ」とコレンスウェット。「しっかり眠れた翌日は、前向きな気持ちで一日を始められるし、楽しく過ごせるし、良い演技にもつながるんだ」

スーツ姿でもわかる肉体美 - (c) &TM DC(c)2025 WBEI

 コレンスウェットは、世界中に愛されるスーパーマン役を引き受けたからには「プレッシャーは脇に置いて、一歩一歩、着実に取り組むしかないと思っていた」と振り返る。

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 スーパーマンを演じる中で特にやりがいを感じていた瞬間を聞いてみると、コレンスウェットは「ジェームズ・ガン監督のために現場に立ち、彼が物語の中で描こうとしているキャラクターに、自分なりの“真実味”や“人間らしさ”を込めていくこと」と回答した。

 「準備や撮影が始まってからは、キャストやスタッフに対しても責任を持って向き合うようにしていた。何百人もの人たちが、1年以上もの時間をこの作品に捧げていたから、私が現場にいることで『今日はデヴィッドがいるから、少し楽しくなりそう』『ちょっと気が楽かも』と感じてもらえる存在でありたかったんだ。責任を感じていたのは、あくまで一緒に仕事をしている仲間たちに対してで、彼らのために、自分がベストを尽くしたいという気持ちがすべてだった」

 撮影中、恋人ロイス・レイン役のレイチェル・ブロズナハンが笑ったり、宿敵レックス・ルーサー役のニコラス・ホルトの輝く目を見て「私の演技が届いた」と手応えを感じる瞬間もあったという。「ジェームズが『よくやった』と親指を立ててくれたり、笑ってくれたり、そういう瞬間こそ、私がずっと追い求めていたものなんだ」(編集部・倉本拓弥)

映画『スーパーマン』7月11日(金) 日米同時公開

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